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個人の音楽配信はDistrokid一択ではないか?|TuneCoreとBIG UP!は退会した

「4人の月間リスナー」ということで全然儲かっていない弱小音楽家ですが、しかしストリーミングサービスについて色々思うことがあるのでまとめておきます。

最後に振り込まれたお金

【結論】Distrokidでよくないか

「音楽配信 方法」「音楽配信サービス」「音楽配信ディストリビューター」「Spotify 配信する方法」「Apple Music 配信方法」

といったワードで検索すると、それはそれはたくさんの情報、ブログ、解説YouTube、そして各種配信代行業者のサイトが出てきます。

Google検索で出てきた日本語の情報は大体あたって、かなり読み込みました。

実際に使用したことがあるのはTune Core(Japan), BIG UP!, Distrokidの3つですが、それ以外のサービスについても情報としての知識はかなりあります。

そんなこんながあって、今はDistrokidを使っています。

あまり各サービスの悪いところを書いて名誉毀損だのなんだの言われたら嫌なので書きませんが、まぁ、言いたいことは

  • 有名な企業だからいいってわけじゃない

ということです。

これら3つの中ではDistrokidが一番、サービスが充実していました。

充実しているというのは、無駄な機能が無駄にあって無駄な金を取られることではなく、むしろその正反対で、本当に必要なものだけが最小限に提供されていて、かつそれを自分で細かく選べるということです。

僕は一番最小限のプランで、オプションは一切何も付けずに使用しています。

サンクコストバイアスに気をつけよう

Tune Coreはただ事業規模が大きくて有名だったから、BIG UP!は大元がAvexで無料で配信できるから、ということで始めました。

Tune Coreをやめたのは、単に僕の求めているサービスではなかったからです。
これはきっと、既にかなり名が売れている超大御所アーティストが使うものでしょう。
なので超絶零細アーティスト(自分で言ってしまうスタイル)としては、違いました。

そしてちょっとあれだったのはBIG UP!。

使いながらどうも不便だなぁと感じていて、また検索を続けているうちに結構なサイトが注意喚起をしていたことも発見しました。

メール返信は一ヶ月後だったし、音楽の権利関係説明文も分かりづらかった。

にも関わらず、変えるのが面倒だったし、「自分が使っているから」というバイアスによって客観的にサービスを検討できなくなり、使い続けようとしました。

でも、やっぱりどう計算しても収益の30%を持っていかれるというのは割に合わなさ過ぎるし、モヤモヤした気持ちを抱えながら使い続けるのは嫌だったので退会することに。

資本主義社会なのだから、微妙なサービスは利用を拒否することで潰していき、そうして良いものだけを残していくのが大切だと思います。

赤字だけど配信している理由

最安であるDistrokidを最小限のプランで使うだけでも現在赤字なのですが、配信することにしています。

それは、

  • YouTubeだけじゃ検索流入が狭すぎる

  • 権威性を持つ

  • YouTubeのアーティストチャンネルマークを保持する

ためです。

Distrokidはシングルを無制限にすぐ配信できるため、YouTubeに動画を投稿するのと同じ感覚で使えます。
実際僕もSpotifyで新しいアーティストを発見するというのはしょっちゅうなので、そういった面で。

二つ目、これはただYouTubeだけに置いておくより、Spotifyとかでも聴けるほうが「なんかすごそう感」が出る気がするからです。
大体の人は各音楽プラットフォームへ配信する方法は調べたことがないと思うので、そういった点で。

最後は、上と繋がってくることですが、YouTubeの公式アーティストチャンネルマークを取得するためです。
おすすめの動画に出てきたり何かで視聴されたりした時でも、何もないよりはインパクトがあるのではないかな、と。
本来の目的はその名の通り公式チャンネルであることを示すためのものですが。まぁ悲しいことに(?)僕はパクられるほどの知名度がないのですけども……

そんな感じで、配信するためのその数千円を惜しむより、使うべき時に使う方が長期的に捉えたらお得だなと思っているので使っています。

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