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「キングダムで学ぶ最強のコミュニケーション力」はタイトルの通り最強だった。

「コーチとしての格がまるで違う」

『キングダムで学ぶ最強のコミュニケーション力』を読んだ後の正直な、一番最初に出てきた感情です。

言わずとしれたキングダムは、春秋戦国時代を描いた漫画です。

戦国時代ですから、基本、「戦い」に明け暮れた時代の話なわけで、およそ「コミュニケーション」切り口にここまで深く語れる人は、馬場啓介氏を置いて他にいないでしょう。

この本のすごさは、内容を読んでもらえばわかります。

本当にわかります。

一番すごいなと思ったのは、この「戦い」がメインに描かれているマンガを「コミュニケーション」「コーチング」という全く別の点と繋ぎ、「キングダムの楽しみ方」を超越して、コミュニケーションの指南書に昇華させてしまっている点です。

フィクションでもある物語を「コーチの視点」でもって読み解き、ノンフィクションの世界で応用できる視点にして見せる。魅せる。

思考力の深さも、視点の数も他の追随を許さないよな…と思わずにはいられません。


読みながら、すべてのページに何らかの書き込みをすることになりました。

「はじめに」から「おわりに」までほぼ全ページです。なので、一度読み終わるのにかなり時間がかかりました。

それくらい、視点が足りてなかった証左でもありますね…

・自分の課題
・残った問い
・馬場氏の意図

などなど、種類も様々です。人には見せられません笑

そして、そうしながら思い出されたのは、王騎将軍が童信を自分の愛馬に乗せ、「これが天下の大将軍が見る景色です」と信の視座を一気に引き上げる場面です。

この本がその役割をしているというより、「待っているんだろうな。主に亀田のことを…大将軍の景色を観にこいと…」と勝手に解釈をしました。

そして、そのために私がやるべきことは、その王騎将軍が死に際に信に伝えた「修羅場をくぐれ」のあの件でしょう。

考えてみれば、コミュニケーションは決して楽なものではなく、厳しい場面に遭遇することも多い、まさにストリートファイトの世界とも言えます。

下手をすれば、人だって殺せる。それがコミュニケーションの怖さです。

反面、人を生かし、輝かせることができるのもまたコミュニケーションです。

コーチングを学び、身に着け、「心の視点」を上げる。

その鍛錬を、修羅場を経験し、うれしいことも、辛いことも苦難も、すべてを経験値と視点に変えて、このコミュニケーションが希薄になった時代を生き抜いていく。

『何を、どこから、誰とともに観るのか?観たいのか?』

考え抜くべきことも、克服すべき課題もまだまだ多いことと向きあわざるを得なくなること必至のこの「キングダムで学ぶ最強のコミュニケーション力」

必読です。


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