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セノーテダイビング!これぞ洞窟ダイビング!【元セノーテガイドがオススメするセノーテ紹介!】 その12 カラベラ

ご購読ありがとうございます。

このセノーテ紹介シリーズもあとわずかとなってきました。

本日、皆さんにご紹介するのは、これもまたあまり知られていないセノーテ、カラベラです。

カラベラ

カラベラはスペイン語で、頭蓋骨という意味があります。

カラベラはなんとグランセノーテのすぐ近くにあるのです。よくトゥルムに滞在されているバックパッカーが、グランセノーテと間違えて訪れてくるのをよく見かけました。

カラベラはシュノーケルでも行けますが、シュノーケルだとそこまで楽しめないかもしれません。

しかし、ダイビングはとても魅力的なのでオススメです。

エントリーが大変

カラベラはこの入り口すぐの駐車場から器材をセットして200mくらい歩きます。

暑い中、フルスーツを着てタンクを背負って行くので大変です。あと足場も悪く、歩く時に注意が必要です。

セノーテのエントリーの入り口まで行くと、ここからが大変です。

器材を全部装着した状態で、ここからジャイアントストライドで飛び込みます。

およそ、2〜3mくらいの高さから飛び込むので、少し怖いです。

着水する時の水圧は物凄いです。

少しカラベラは、入水するまでが一苦労なのです。

単純な地形だけど面白い

カラベラは、典型的なセノーテ の作りになっていて、中心のエントリーの穴を中心に円にぐるっとカバーンラインが敷いていますので、コースがすごく分かりやすいです。

ただ、ハロックラインがとても濃いのと、狭い地形を通るので、ダイビングの際には気を付けなければいけません。

濃いハロックライン

ハロックラインがとても濃いので、前のダイバーの後ろでダイビングをしていると本当に前がはっきり見えなくなってきます。

そういう時は、前のダイバーがフィンキックでかき混ぜたすぐ後ろに行くのではなく、少し横にズレてかき混ぜられていない位置でダイビングしましょう。

地形もすごい

通常のカバーンダイビングだと、あまり狭い地形の所には行く事がありません。

せっかくの洞窟ダイビングですが、他のセノーテのダイビングは広いスペースがある地形なので、アドバンスダイバー達には少し物足りなさを感じる方もいると思います。

しかし、カラベラの地形は、比較的狭い地形になっていて、実際のフルケーブの感覚を少し味合う事ができます。

深度は15mほどあります。アップダウンもそこそこありますので、しっかりとした中性浮力コントロールをしましょう!

いかがでしたか?

今回はカラベラセノーテの紹介でしたが、このセノーテは光がそこまで入ってこないので、地形とハロックラインを楽しむセノーテです。

なので、雨が降ってしまって光が差し込まない日でも、このセノーテに入れば問題なく満足できるセノーテです。

是非訪れてみて下さい。

¡Pura Vida!

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