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ひきこもり回復の6つのキー。
こんにちは、ガレットです。
2022年1月も最終日になりましたが、今年の目標ができたので宣言したく戻ってきました。
記事を投稿していなかった1年10か月の間に私の暮らしには大分変化がありました。
報告しようとした形跡も書きかけの記事に見られます。
![](https://assets.st-note.com/img/1643603416501-8m3Ir0oVIv.png?width=800)
そう、お仕事を始めていたのでした。
めくるめくご縁に恵まれて希望の企業に就職が決まり、なんとか働いていました。環境はすごく良くもないけれど、すごく悪くもない、と感じていました。
もうすぐ1年間の勤続がそこまで見えていた昨年秋に調子を崩し、ひきこもりの状態にありました。
※因みにひきこもりの定義が気になったので調べてみました。厚労省はこのように発表しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1643604122168-9FM6KcLxda.png?width=800)
―――「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6か月以上続けて自宅にひきこもっている状態」を「ひきこもり」と呼んでいます。
「ひきこもり」は、単一の疾患や障害の概念ではなく、様々な要因が背景になって生じます。―――
期間は6か月以上ということですので、ここでいうひきこもりには私は今回該当しません。しかし、家の外に出ることができず外部との連絡が取れない状態を、私にとってのひきこもり状態としてこれからも記してゆきます。
今回は約2.5か月ひきこもっていました。大体いつも6か月ほどで回復し始める傾向にありますので、私にしては半分以下の時間で回復できたことになります。外に出始めてから2週間ほど経った今は、連絡もできて、かなり良い気分で過ごせています。職場復帰はこれからです。
今回ちょっと体調が良くなった小さなタイミングを逃さず、短い期間で動けるようになったのにはいくつかキーとなった事柄があったように思いますので今後の参考に書き留めておきます。
1.体型ヤバいと気づく
気づくのが遅れましたが、かなり体型が変わってしまいました。悪い方へです。運動はまるでしないほぼ寝たきりの生活、加齢、さらに今回のひきこもり期間はひたすらに口さみしくて食べてばかりいました。当たり前ですが太りました。自分でこれはまずいと目が覚めた日があったのです。それから美容と健康に気を遣いだし、運動量、食生活、美容習慣が改善されていきました。
仕事や将来への不安よりも、私の場合は美容への気持ちのほうが原動力になるようです。自分でも変な基準だと思いました。
2.Twitterアカウントを新設した
今の自分のありのままをツイートしてみようと、twitterを新設し思っていることや生活について発信しました。人に言うのが恥ずかしいようなことも”王様の耳はロバの耳!”的にツイートしていました。
文字にして発信してみると、自分を受け入れて問題や負の感情を手放すことができました。この自己受容のステップさえできてしまえば回復はかなり早くなると実感しました。方法はtwitterでなくてもいいと思います。
3.偶然寝すぎて昼夜逆転が戻る
昼夜逆転で、一体何時に寝て何時に起きているのか自分でも把握できていなかった生活でした。処方されていた心療内科の薬も飲むのをやめてしまっていました。服薬を再開してみたら初日に18時間くらい眠ってしまいまして、偶然にも起きたのは朝方。それからは早寝早起きが割と続けられています。
苦労せずに直ったのはよかったです。
4.信頼している支援者さんが辛抱強く連絡をくれた
私の不調と仕事の状態を知っている福祉サービスの支援担当者さんが毎日のように電話をかけてくれていました。着信があるとビクビクして、電話に出たほうがいいのに出られない自分に強いストレスを感じていたことも事実です。ですが、着信がないとそれはそれで見放されたのではないかと不安になりました。わがままですね。そして気分が上向いた日の電話に出られたことが社会とつながるきっかけになり、現実に即して自分のことを考えられるようになる助けとなりました。
勿論いままで積み重ねた長い付き合いと、私のことをわかってもらえているという実感を伴った信頼関係があったからです。諦めずに連絡いただき、更に電話に出られた時も一切責めずに話してくださった事がとても安心できました。有難いです。
5.完璧に元気になる前に人前に出てみた
外出や友人への連絡を、不安だけどやってみようの気持ちでトライしました。ひとつやってみると、自分が不安がっているよりも今回は大丈夫でした。自分が思い描く完璧な状態でなくても何とかなることを発見できたことは、体調の良い時期にも自身を助けてくれる感覚であろうと思っています。多少自信がつきました。
自分への丁度良い加減をわかっておくのは重要です。親や支援者がハードルを押し付けるのは控えていただきたいです。
6.clubhouseで人と話せた
clubhouseという無料音声通話アプリが一年ほど前に日本版リリースされています。私も2021年から利用していてお友達もできていました。体調を崩す数ヶ月前から利用頻度は下がっていたのですが、調子が戻ってきたのを機にまた毎日のように使っています。
そこでひきこもっていたことを開示したり友達と久しぶりに話してみて、駄目な自分が存在していてもいいんだという気持ちになれました。clubhouseではカメラ機能はないので、寝っ転がっていても部屋や身なりが整っていなくても話したい気分ができている人とおしゃべりを楽しむことができます。時代に助けられていますね。サービスが続きますように。
以上が私が覚えておきたいひきこもり回復の6つのキーでした。
シェアすることでご自身や支援のヒントになる方、こんな人もいるんだと思って頂ける方がいたならば本望です。
2022年はnoteを月4回くらいは更新したいと考えています。よろしくお願いします。
また書きに来ます!
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