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ペルペル
2023年10月2日 12:36
あれから1週間が経った。ドアは相変わらず開くことなく、スマホも繋がらない。さすがに何かあったと僕達は思っていた。せめてもの救いはパールが一緒にいたことだ。たまに変な行動で僕達を笑わせてくれた。「どうなるのかな。。。お父さん達に何もなければいいけど。」さすがに夏陽も不安になってきたようだ。とりあえず、待つしかないか。。。何かないかな、遊べるもの。パールのおもちゃばっかりだな。おっ
2023年9月29日 12:55
「お前達準備はいいか!」あぁ。「はい。」僕と夏陽は覚悟を決めた。「念のため、今夜のうちにシェルターに入ってもらう。明日、隕石の影響がなければドアを開けるからな。」父さんは大きな声で言った。「はい。これ。」母さんが食べ物を用意してくれていたみたいだ。「ありがとうございます。」と夏陽は頭を下げる。「ケータイも繋がるからいつでも話はできるぞ。」「パール!」「ワン!」「頼んだぞ。」父さ
2023年9月27日 11:30
隕石が落ちる事を事前に知っていた父さん達は、家の地下にシェルターを作っていた。ただし、家族全員は避難できない。そこで夏陽の父親と相談し、僕と夏陽の二人をシェルターに避難させようと考えた。当然、僕と夏陽は納得できない。「シェルターにはお前達二人が避難して、生き延びて欲しい。これが父さん達の願いだ。」いや、いきなりそんなこと言われても。別にみんなで避難すれば。「それが俺の手違いで、二人しか