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#シェルター

物語【絶望への秒読み】第十三話

物語【絶望への秒読み】第十三話

あれから1週間が経った。

ドアは相変わらず開くことなく、スマホも繋がらない。さすがに何かあったと僕達は思っていた。

せめてもの救いはパールが一緒にいたことだ。たまに変な行動で僕達を笑わせてくれた。

「どうなるのかな。。。お父さん達に何もなければいいけど。」さすがに夏陽も不安になってきたようだ。

とりあえず、待つしかないか。。。何かないかな、遊べるもの。

パールのおもちゃばっかりだな。おっ

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物語【絶望への秒読み】第十一話

物語【絶望への秒読み】第十一話

「お前達準備はいいか!」

あぁ。「はい。」僕と夏陽は覚悟を決めた。

「念のため、今夜のうちにシェルターに入ってもらう。明日、隕石の影響がなければドアを開けるからな。」父さんは大きな声で言った。

「はい。これ。」母さんが食べ物を用意してくれていたみたいだ。

「ありがとうございます。」と夏陽は頭を下げる。

「ケータイも繋がるからいつでも話はできるぞ。」「パール!」「ワン!」「頼んだぞ。」父さ

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物語【絶望への秒読み】第九話

物語【絶望への秒読み】第九話

隕石が落ちる事を事前に知っていた父さん達は、家の地下にシェルターを作っていた。ただし、家族全員は避難できない。そこで夏陽の父親と相談し、僕と夏陽の二人をシェルターに避難させようと考えた。当然、僕と夏陽は納得できない。

「シェルターにはお前達二人が避難して、生き延びて欲しい。これが父さん達の願いだ。」

いや、いきなりそんなこと言われても。別にみんなで避難すれば。

「それが俺の手違いで、二人しか

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