勘違い先生〜俺みたいになるな〜

Persona(株)執行役員の見﨑です。

少し遅くなりましたが、本年もよろしくお願いします。

弊社では現在毎週金曜日にnoteをアップしております。
今回は私の大好きな芸人オードリー若林さんの番組から拝借したタイトルで記載したいと思います。

Personaに入社を決めてちょうど2年が経つこのタイミングで自分自身を振り返ってみようと思います。
そして、2年前に戻るのであれば、今ならどんなことを気をつけるのか。
流行りのタイムリープするとしたら?

そんなことを思いながら一緒にはたらく仲間、
これからジョインしてくださる未来の仲間に対して
私のようにならないために、教訓として伝えようと思います。

あれ、、、思っていたような活躍ができない、、、、

なんてことがないように。

恥ずかしい部分ばかりですが
はじめていきます。


しくじり

「180日間」

この数字は私の大きなしくじりです。
何の日数でしょう?


少し遡ってちょうど2年前

すでにPersonaを起業していた弊社代表の佐野から唐突に
「俺はやっぱりみさきとはたらきたいのだわ!」
とのLINEを受け取りました。

LINEのやりとりが残っていたので、
改めて前後のメッセージ見直しましたが
すごく急な連絡だったとあらためて思います。

創業4ヶ月、まだ社員数2名
それでも迷うことなく、Personaへのジョインを決めた自分がいました。

そのころのわたしは
自分は「なんでもできる」と根拠なき自信に溢れていました。

Personaは自分の実力を会社の看板に頼らず
はかることができる最高の環境だ!と思い自信満々で飛び込みました。

しかし

「入社後 180日間 売上0円」という悲惨な成果を叩き出します。

つまり私は
自分の力を過信し、大きな挫折を味わった
勘違い先生でした。


学生〜社会人


小さい頃からずっと自分は「なんでもできる」と思っていました。

・石井琢朗選手に憧れて始めた野球では石井選手と同じショートでレギュラーに
・急に私立に行きたくなって、親にせがんで通い始めた塾ではすぐに高い成績で志望校合格

「本気出せば何でもできる」
と心から思っていました。

ですが、、人生全てうまくいったわけではありません
むしろ失敗の方が多い人生です。

  • 中学校野球部では引退戦はベンチメンバーにすら入れずスタンドで応援

  • 大学受験に失敗し、浪人

  • 社会人1年目には同期で最後までロープレに受からず電話番の日々

  • 社会人3年目には半期達成率50%を記録(平均:100%前後)


それでもなお、
自分はなんでもできるはずだ
と疑わずに過信だけを続けていました。


部署異動

ダメダメな社会人だった私に転機が訪れます。

社内の公募制度を利用して、
ジョイントベンチャーの立ち上げ期に異動が決まりました。

「今までのダメな自分と決裂して生まれ変わる」

とても息巻いて新たな部署に乗り込みました。


結果、全社1位の業績や各種表彰を受ける成果を出すことができ
最年少でフロント組織のマネジメントレイヤーに昇格しました。

ここで思うことは
「よかった、やっぱりなんでもできる」

私の場合
一度安堵すると新たなことへの挑戦よりも
「なんでもできる」と思える環境に
波風立てず浸かっていたいと感じるタイプ。

気持ちのいい環境にどっぷり浸かってしまう弱さがあります。

だからこそ、深く考えることもしなかったので、
なぜ部署異動後には成果が出たのか?と問われても
まともな回答はできなかったと思います。

なぜ成果が出たかわかっていない上に、
今出ている成果にあぐらをかく。

良くないですね。


ただ幸いなことに
そんな自分の特性に20代の間に気づくことはできました。

このままじゃいけない。

そう感じ、転職活動を開始します。

転職〜入社

新しい環境だろうが。なんだろうと
自分はなんでもやれるはず、そう思っていました。

思い返せば外的要因によって自分を変えようとしているだけで、
自己変革の覚悟や、何から着手するのか、までは
考えてはいなかったのだと思います。

周りからの反対をおしのけ希望を持って飛び込んだPersona
しかし
こんなことが起きます。

  • 何ができて、何ができないのかわかっていない

  • 努力の方向性を間違え、時間だけを浪費する


その結果が

入社後 180日間 売上0円

説明のしようもなく悲惨な半年間。

ただ、この成果は同じ経験・同じスキル・能力であったとしても
いまのわたしが当時の私に話しかけることができるとすれば
全く違う結果に変えることができたと考えています。


それは

  • 自分のやり方に固執せず、アンラーニングすること

  • 変化を恐れず、常にアップデートとアウトプットを繰り返すこと


勘違いを正し、前に進みはじめる

まず最初にとりかかったのは

自分のやり方に固執せず、アンラーニングすること

自分の成功体験にしがみついては成長はありません。

常にマーケットは変化している
所属する組織のポジションニングも変わる
仕組み化されたオペレーションは無くなる

大手企業の潤沢な環境から、スタートアップに飛び込むといろんな変化があります。それにも関わらず、今までのやり方、成功体験に固執していては成果は遠くなります。

特に私の場合には、成果が出なくなればなるほど
今までの成功体験にしがみつき、
新しいものを「食わず嫌い」する節がありました。

あの時から行動変容できていれば、、、、
そう感じることは多々あります。


入社から数ヶ月、やっと自分の課題に気づきアンラーニングを始めます。
自分をアップデートすることができ始めたと
周りから言われ始めたとき、やっと成果もついてきました。


ただ、考え方、インプットを変えただけで成果につながったわけではありません。

変化を恐れず、常にアップデートとアウトプットを繰り返すこと

新しく吸収した知識やスキルはアウトプットしていないと身につきません。

ただ、いきなり「形にしろ」
と言われても難しい。

まずはできる人の内容を徹底的にマネすることから始めました。

マネすることは、解説を読みながら赤本を解いているような感覚です。

マネすることで、最初のアウトプットまでの期間が短くなる
(答え見ながら作ってるので当たり前のことですがね)
期間が短くなることで何度もアウトプットできる
その結果
短い期間で何度もアウトプットできるので徐々に自分の型を作っていける

我々の仕事で言うと
スカウトメールや商談での話し方などがあたるでしょうか。

今まではマネするよりも
「自分なりに考えて、工夫することに意味がある」と考え
アウトプットに時間がかかってしまいますが、努力の方向性を間違うと時間の浪費にだけ繋がり、成果は遠い。

変化することを恐れず、
常にアウトプットを繰り返すことで
新しい自分の成功パターンを見つけ出すことが重要です。


あとは、やるだけ

目を覆いたくなるような
恥ずかしい、稚拙な私の内面を振り返ってみました。

客観的に20代の私をみるのは
胸が抉られるような気分です。。。

ただ、今すすむ方向はしっかりと見えています。


オーダーをいただくクライアントのみなさま
Personaに飛び込んでくれた仲間たち
に対して、
Personaと仕事をしてよかった!
自分にとって、Personaではたらくことが人生を豊かにしている
と本気で感じていただけるように。

昔の勘違いマンに戻ることなく
常に自分をアップデートしていきたいと思っております。

皆様も自分に自信がある方ほど、環境が変化したときに陥ってしまうことだと思うので、何か悩むことがあればもっとひどい状態だった見﨑がいたことを思い出していただき、考え方・行動の変化でいつでも状況は好転できることを感じてもらえたとしたら幸いです。

教訓をまとめて最後に2年前の私にアドバイス!

まとめ
①成功体験に固執するな!
②食わず嫌いせず「まずやってるみる」の精神で何事もぶつかれ!
③徹底的にマネすることから始めろ!
④学んだことは必ずアウトプットまで!
⑤後は結果がついてくる!

長文になりましたがお読みいただきありがとうございます。

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Persona(株) 執行役員 見﨑 俊太
平成元年生まれ/野球→ラクロス/趣味はゴルフ
※Personaでは経営企画、人事企画、経理・財務、情シス、などの管理系業務人材紹介のフロントでは両面型コンサルタントとして従事
得意領域は・デジタルマーケティング(広告業界/事業会社マーケ)・ファイナンス(M&A関連/経理・財務)

ペルソナ株式会社 問い合わせ先
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