あごたふ

最近の趣味はペン画。あごたふ。

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マガジン

  • 僕マガ(好きなこと、もの)

    自分の中から見つけた好きなものについて書いたnoteをまとめたマガジン。

  • 図書館員的

    「図書館」に関することを書いた自分のnoteを製本してみた的マガジン。

  • 「そのキャラ、いぶし銀だねぇ。」

    連載企画、いぶし銀のごとく渋い輝きを放っている脇役たちにスポットライトを当てて愛でる偏愛シリーズです。

  • ぽんこつライター、修行中!

    ライターとして学びを得たことや、「アル」での活動についてまとめた的マガジン。

最近の記事

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ファンタジーしか勝たん‼︎今、応援(オススメ)したいファンタジーマンガ【10選】‼︎

記憶の糸を辿ると、はじまりは『ハリーポッター』シリーズだった。 中高生の頃と記憶しているが、「夢中になる」の初体験だったと思う。幼い頃の記憶まで辿ってもあそこまで夢中になったものってなかったんじゃないかと思う。翻訳版の発売が待ちきれず『炎のゴブレット』の分厚いペーパーバックを購入して、辞書片手に読んだものだ。(結局、半分も読めずに挫折したのだが。) ファンタジーを読むのに資格はいらない。魔法を信じる者にその力が現出するように、楽しめる心があればファンタジーを選ぶことに年齢

    • そして彼も、ヒーローになった。

      あごたふです。マンガ情報サービス「アル」でライターをやらせてもらっています。本当に、ささやかに。しかし、今回のnoteの主役は僕ではありません。 彼の名は…… 推しを推しだと語るため、彼はピッチに立ったのだ。ダークホースはいつだって死角からやってくる。 【大好物】(だいこうぶつ) 『四月は君の嘘』『さよなら私のクラマー』を始めとした新川直司先生作品をこよなく愛し、マンガ・声優・アニメ、あらゆるエンタメを楽しみ尽くし、その胃袋が受け付けないものはないというほどの、情熱の

      • マンガの表紙に恋をした。

        どうも、図書館員でアルでライターをやらせていただいているあごたふです。 マンガを買いまくってしまいそろそろ冗談抜きで部屋がやばいです。 ーーーー 皆さんはジャケ買いしますか? ジャケ買いするとき、「呼ばれた気がした」とか「目が合った」とか言いますよね。一目惚れ体質の僕は、よくやらかします。そう、表紙が見つめてくる系にすこぶる弱いんです。(嗚呼、ちょろい) 今回のnoteでは、そんな僕がこれまで恋したマンガ表紙の数々をご紹介します!(未読のものも含みます) 女の子編

        • 【そのキャラ、いぶし銀だねぇ。】vol.1 ガナン=キアシト (『圕の大魔術師』)

          こんにちは。図書館で働いたり、「アル」でマンガの記事を書いたりするあごたふと言います。ポケモン金銀は金派です。(銀じゃない!?) 「そのキャラ、いぶし銀だねぇ。」とは、マンガに登場するキャラクターの中でも「脇役」にスポットライトを当てて紹介してみる偏った愛を綴るあごたふ企画です。「この」ではなく「その」なのは、読んでくださった方にそう感じていただけるようなキャラ紹介を目指していきたいからです。 ■「いぶし銀」とは燻(いぶ)しを銀にかけ、味わい深い灰のような色にさせる技法を

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          子供の頃に読んだ絵本のタイトルを思い出す方法

          ※本noteは国立国会図書館での事例を引用しながら、文献調査する時のアプローチ方法について学びを得ることを目的に書いたものです。あくまで一例です。ご参考までに読んでいただけると幸いです。 ■あの日読んだ絵本の名前を僕たちはもう覚えていない 絵本は好きですか。小さなお子様がいらっしゃる親御さんには欠かせない図書ですよね。数年前から大人向けの絵本なんてものも注目を浴びるようになってきました。 今回は、司書がどうやって本を探しているのかという疑問に対して「絵本の探し方」というテ

          子供の頃に読んだ絵本のタイトルを思い出す方法

          100日間マンガの「好きなところ」を語り続けるための3つの切り口

          マンガサービス「アル」でライターをやらせていただくようになってから約半年が経ちます。今回のnoteでは、僕がアルのライターとして活動する前から挑戦していたことについて今更ながら振り返ってみようと思います。 noteだと「おしゃべり症候群」を発症してしまうため、導入の語りが長いです。「興味がないよ。本題から読みたいよ。」という方は目次の「■チャレンジルール」に飛んでください。 ■これは、100日連続でマンガの好きなところを語ってみたいと思った男の話であるアルには自分が好きな

          100日間マンガの「好きなところ」を語り続けるための3つの切り口

          「面白い」本棚の本であるために「面白い」を「面白い」で語らない何者かになりたい

          ▼「美しい」は美しいのか。形容詞【けいよう−し】 物事の状態や性質が「どのようであるか」を表現する言葉。 あくまで、名前を持つものを着飾る「アクセサリー」の一種のような言葉。(あごたふ辞典) 「赤い」林檎。「美味しい」料理。「尊い」行動。「優しい」世界。 形容詞は便利ですが勘違いしてはいけないと思っています。それは形容する対象の本質そのものではないはずです。 「美しい」という言葉そのものに美しさはありません。正確には「美しい」という言葉そのものに美しさを感じる人はい

          「面白い」本棚の本であるために「面白い」を「面白い」で語らない何者かになりたい

          涼宮ハルヒの憂鬱なのか、僕たちの憂鬱なのか

          涼宮ハルヒの帰還"東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。" トンデモ自己紹介から始まった涼宮ハルヒシリーズ。最新巻『涼宮ハルヒの驚愕』から9年半もの月日が経っていようとは。よもやよもやだ。 非常にめでたい。いや、めでたい。新作が発表された日の筆者のテンションたるや、文字通り驚天動地という現象そのもの。当然のごとく、世のオタクたちをも震撼させた。 何はともあれだ、『涼宮ハルヒ

          涼宮ハルヒの憂鬱なのか、僕たちの憂鬱なのか

          図書館員が中高生に贈りたい、知的好奇心をくすぐるお仕事マンガ

          子供達にとってクリスマスが待ち遠しい季節になりました。クリスマスといえばプレゼント!お子さんへのプレゼントを考えている親御さんも多いのではないでしょうか。 ■知的好奇心をくすぐる、お仕事マンガをご紹介定番といえば、ゲーム機とかになってしまうのかもしれません。しかし、一部の親御さんの本音が聞こえてきます。 「ほんとは勉強も頑張ってほしいな〜」 子供達は得てして勉強したくないものです。そんな時にはマンガで攻めてみてはいかがでしょうか!?小説よりもとっかかりやすいため、もしか

          図書館員が中高生に贈りたい、知的好奇心をくすぐるお仕事マンガ

          僕が英語とマグロを好きになるまでの話

          ■プロローグ〜What one likes, one will do well.(好きこそものの上手なれ)〜恥ずかしい話です。 僕は中高生のとき「得意科目は?」と問われれば即答で「英語」だと答えていました。明確な目的も持たずに、大学も英文学科を専攻しました。井の中の蛙状態に気づき打ちのめされながらも、無事に卒業できたのです。 しかし、英語を話せません。海外に行ったこともありません。仕事で英語が使えなくても怒られません。(話せるのなら当然重宝されます) なぜ、英語(を勉強

          僕が英語とマグロを好きになるまでの話

          それでも僕は、バスの揺れ方で人生の意味が解った日があった

          バスの揺れ方で人生の意味が解った日曜日 スピッツ「運命の人」より。 人生の意味を求めてバスに揺られることなんて僕はしない僕は、草野正宗という詩人が好きだ。 例えば、こんなことを唄える人だ。 ただし、彼はその「人生の意味」を、明確に、具体的に、語りはしない。 なにせ、彼はそのまま「愛はコンビニでも買える」と断言するし「無料のユートピアも汚れた靴で通り過ぎ」てしまうのだ。終いには「余計な事はしすぎるほどいい」と誘いつつ「自力で見つけよう神様」と僕を突き放す。 だから僕

          それでも僕は、バスの揺れ方で人生の意味が解った日があった

          かつて、レッドだった君へ 〜なぜ「GOTCHA!」は僕らに「こうかはばつぐんだ」ったのか〜

          かつて、レッドだった僕らは… かつて、レッドだった僕らはもう、大人になってしまった。 君は、赤を買っただろうか。緑を買っただろうか。 博士から最初に託される相棒に、どの子を選んだだろうか。 幻のポケモンには出会えただろうか。 あの頃、誰もがポケモンに夢中だった。 そして… いつしか君は、ポケモンを卒業してしまっただろうか。 とうとう僕は、ゼニガメを選んで、そのまま大人になってしまったんだ。 君に置いていかれた訳ではない。立ち止まっている訳でもない。 僕は、好

          かつて、レッドだった君へ 〜なぜ「GOTCHA!」は僕らに「こうかはばつぐんだ」ったのか〜

          『圕の大魔術師』司書のお仕事っ!!vol.2〜レファレンス編(A面)〜

          あごたふです。noteの方では超個人的に大好きなマンガ作品を好き勝手な視点で楽しむというコンセプトのもと書き散らかしています。 今回も『圕(としょかん)の大魔術師』をちょっと変わった角度からコソコソお話ししていきたいと思います。 実は僕は普段、図書館で働いています。この作品に関してはリアル図書館員の視点から面白いと思ったポイントを書くことが多く、考察しがいのある重厚なストーリーに関してはあえて深掘りしません。そういったものを期待されている方には物足りないかもしれませんが、

          『圕の大魔術師』司書のお仕事っ!!vol.2〜レファレンス編(A面)〜

          このマンガの帯が最高にエモい!大賞をやっちゃうよ。

          三度の飯もマンガも大好き、マンガアプリ「アル」でライターをやっています、あごたふです。 いきなり本題ですが、本の「帯」は好きですか? 世の中には、帯は速攻で捨てるという過激派がいるみたいなのですが、僕にとっては信じがたい事実です。 要は、僕は本の帯が大好きなんです。 帯ってファッションで言ったら靴とか靴下のようなものなんじゃないかと思うのです。オシャレは足元からなんて言いますが、本の帯だって見てる人は見てるのではないでしょうか。え?いない? 作品の魅力をそっと引き立

          このマンガの帯が最高にエモい!大賞をやっちゃうよ。

          ライター初任給で「家」を買ったげた件について

          しょにん−きゅう【初任給】 「自分であくせく働いて稼いだ金、親のすねをかじることを卒業したことの意。」 7月にとうとうライターとしての初お給料をいただきました。ありがとうございます。アルでライターをやらせてもらっています、あごたふです。表の顔はとある大学図書館員です。 決して大きな金額ではないけれど、本業以外のことで自分の手でお金を稼いだ、その経験はお金には代え難いものです。大げさかもしれませんが、何か特別な経験をしたという感情が込み上げてきています。この初心を忘れずに

          ライター初任給で「家」を買ったげた件について

          『圕の大魔術師』働く司書の美しい眼差しに痺れるコマまとめ(1巻)

          アルライターのあごたふです。今回も、超個人的な趣味で1巻から順に様々な角度から『圕の大魔術師』の魅力に迫ります。 前回は『圕の大魔術師』で描かれている司書のお仕事がリアルに解説されていることに注目しました。(司書という仕事に興味がある方はぜひ読んで頂けたら!) 今回は「働く女性は美しい」編です。この世界のキャラクター(司書)たちがいかにカッコいいかを最大限に魅せるコマを選んで『圕の大魔術師』をご紹介。司書としてのその真剣な眼差しを刮目せよ! それでは、どぞっ! 泉光先

          『圕の大魔術師』働く司書の美しい眼差しに痺れるコマまとめ(1巻)