【読書感想文】1日1論語~なぜ学ぶのか~#7自責
1日1論語シリーズでは、田口 佳史の著書『超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ』を読んで、私の感じたこと思ったことを「はやとく超訳」として記事にしています。
『論語』は、人生のいろんな場面でヒントを与えてくれる教えです。その時の気持ちや状況によって解釈が変わることもありますが、今の自分を見つめなおす1つのツールとして、たいだい1日1論語を目標にしています。
このシリーズでは、論語に触れながら、人生観に変化をもたらしたり、悩みの解決を目的としています。今はピンッとこなくても、振り返ることでヒントを見つけることができます。
それでは、今日の1日1論語スタート!
➤今日の論語
吾(われ)日に吾が身を三省す。
学而第一 4
『三省』
何度も反省すること。
➤超訳
事あるごとに自身の振る舞いを省みて、良くない感情をなくしていきなさい。自己反省なくして自身の向上は無い。
(引用:超訳 論語 「人生巧者」はみな孔子に学ぶ)
➤自責
行き詰まった時は、なぜこうなったかを考えましょう。できれば紙に書き出すのが良いです。
その時に「誰々が悪い、時代が悪い、社会が悪い」と他者を責めるのではなく、「自分」を主語にして行動を考えましょう。
三省は何度も反省すること。向上心をさびつかせないために、繰り返しましょう。
➤はやとく超訳
原因自分論。
今の状況を作り出したのは、良くも悪くも全て自分の行動が原因。つまり、状況を良くするのも悪くすのも自分次第。
たとえ悪くても、クヨクヨせずに「今回の反省はこれ」「次はこうしよう」と前向きに考えましょう。考えたら、行動する。このサイクルをどんどん回していく。いわゆるPDCAです。
注意することは、「自責」と言っても、全部自分が悪いからダメなんだと落ち込むことではありません。良かったところ悪かったところを分析し、次に生かすにはどうしたらいいか、と客観的に考えましょう。
また、自然災害やもらい事故など、明らかに自分ではコントロールできないこともあります。そんな時は、こんなふうに行動しておけば被害が少なかったかもと、自分のできる範囲で考えればいいのです。
例えば、地震に備えて耐震対策をしておく、交通量の多い道路は避けるなど。
コントロールできるのは自分の行動だけ。「自分」が主語になる行動を振り返り、「自分」が主語の対策を考えましょう。
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