【読書感想文】１日１論語～なぜ学ぶのか～#2

2021年7月10日 10:57

朋遠方より来たる有り、亦た楽しからずや
学而第一 1

➤超訳

ともに学んだ旧友、志を同じくする朋友はかけがえのない存在。時を越え、距離を越えていても、温かで刺激的な心の交流を続けたい。
（引用：超訳論語「人生巧者」はみな孔子に学ぶ）

年齢や地位・肩書も関係なく、あのころに戻れる友。それは同期に限ったことではない。学びの前では誰でも平等で公平。

幼少期や学生時代は同じ年齢のいわゆる同期がいた。あのとき、一緒に頑張った、しんどいときも楽しいときも分かち合った仲間と合うのはすごく楽しみです。

一方、社会に出たら年齢も違えば立場も違う人たちと関わることになる。私が以前いた職場では、「〇〇部長」とか「△△課長」といった肩書をつけて名前を呼ぶことはなかった。経験の有り無しはあるだろうが、目的に向かって取り組み、そのために自分のスキルを磨き上げ提供する、という視点でいえばみな同じ立場だから。

「学びの前では誰でも平等で公平」に通じるところではないだろうか。

私のような平凡な人間は、１人では何もできないなぁと悲観することもある。

だけど、たぶん人は、１人では何も出ないように作られているから、それを受け入れて人と関わるようにしよう。

何かを学ぼう、目的を達成しようとするときには、同じ意識を持った人と関わった方がいい。教え合ったり、励まし合ったり、切磋琢磨できる関係。時間がたっても、久しぶりに会うことで、初心に戻れて、また頑張ろうと思える。

まずは、自分の思いと同じコミュニティを探してみようと思う。

👈前回(#1)

次回(#3)👉

スキしてみて

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？