カウンセリングは人生に必要不可欠

パニック障害とは長い付き合いになる。

最初の自覚症状は不眠だった。三日三晩寝ずに仕事に行った。
耳の聞こえづらさ、耳鳴りがあり三日目は早退させてもらったっけ。
どこにいけばいいのかわからずとりあえず耳鼻科に行ったのが最初。
ありとあらゆる検査を受けた。ありとあらゆる薬を試した。
結局、病院をたらい回しになり行きついた先は心療内科。

そこであるテストを受けるよう指示された。
その結果、パニック症状に当てはまる項目が多かった。これが顛末。
原因は思い当たる節があるがもう思い出したくもないので割愛。

昨日はイライラ・ぶち切れののち、今日は何とも言い難い恐怖心・不安感がある。具体的に何を恐れているのか判然としないのも困る。
どうにかなってしまいそうで、結局心療内科がやっているカウンセリングを予約した。しかし患者が多く受診は再来週になる。
もともと夏ごろまではカウンセリングを受けていたが、精神が安定してきたため治療をストップしていた。先生が「大地のエネルギーと接続し…」みたいなスピリチュアルな方向に舵をとり始めたのもあり、不信感からストップした節もある。
しかし人間、定期的に積もり積もったものを全部ひとにぶちまける必要があるのだろう。少なくとも私はそうだ。この歳になると気軽にお茶しに行ける友人も限られてくる。友人にできる話もできない話もある。カウンセリングは濁った水を透明にしてくれるものだと思っているので、家族でも友人でもない第三者にべらべらと思うところを吐き出すのは私にとっては良い習慣だ。

アルコール依存症になったとき、仕事で他人と会話をするのが大変難しかったことがある。とにかく酒が抜けていないので思考がこんがらがり、相手が何を言っているか意味不明であり、自分はずっと黙り込んでいる始末。結局、夫による通訳を経て意思疎通をとり、会社をやめたのだが。

あんなに大事にしていた仕事も簡単に手放せる。
いらない人間関係のしがらみも簡単に手放せる。
アンタそんなことで悩んでるのかいとカウンセラーの先生に笑い飛ばしてもらいたい。

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