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『ピートラ』Vol.7 SDGs編「好奇心にジェンダーは関係ないのだ!」③母たちの記憶を探ってみたら…?

皆さま、こんにちは!『ピートラ』SDGs乗組員のかわばたです。
今回の『ピートラ』はSDGs編です。
みなさまにピープルのSDGsへの向き合い方をありのままに、お伝えしていきます。
前回までのピートラSDGs編はコチラ↓からお読みいただけます。

どんなきっかけでジェンダーを意識するようになるのだろう?
子どもたちの実態を探るため、おもちゃとジェンダーをテーマに企業として参加した園での「こどもSDGsプログラム」が2月から始動しました。


その開始にあたって、まず私たちピープルでは子どもたちに遊んでもらうために園に投入するおもちゃ探しからスタート。
おもちゃといってもたくさんあるので、選んでいく前に、うちの会社にいるママさん社員に聞いてみるのもアリかも!と、対象社員たちにこんな質問を投げかけてみました。

「性別や年齢が合ってないけれど、お子さんがめっちゃ気に入ってるおもちゃってありますか?」


質問したところ、すぐみんなからの反応が来たのですが、
「そういうのあったあった〜ちょっと待ってて」とまずみんな言いながらも、改めて考えてみると具体的なおもちゃはおや、あんまり浮かばないわ。。(笑)
というまさかの現象が!!
すっごくリアルな母たちの反応だなと思いました。

そんな中、なんとか記憶を絞り出してくれた例はこのような感じでした。

①3歳7ヶ月 女児
・やりたい放題
≪母のコメント≫
1歳台の赤ちゃんのおもちゃだけど、ごっこ遊びの万能アイテムとして活躍中。お人形に手を洗わせたり、一緒にタブレットを見たり、こぼしちゃったの?ティッシュで拭こうねーとか…いじるものから使うものとして遊んでいます。

いたずら1歳やりたい放題

②2歳 女児
・お買い物ベビーカー/ノレッタ
≪母のコメント≫
家にあるもので一番よく遊ぶおもちゃがこの二つ。一般的に、乗り物=男の子が喜ぶ、買い物ベビーカー=女の子が喜ぶイメージだったけれど、今のところ遊び方がほぼ一緒で、家中を爆走しています。
(ノレッタはスイスイ乗れるもの、買い物ベビーカーはカゴがついていて気に入ったものを入れられる、くらいの区別はしてそう)もう少ししてごっこ遊びするようになったら役割が変わってくるのかな?

・人形、ぬいぐるみ
≪母のコメント≫
ぽぽちゃんに限らず、ぬいぐるみなどちょっと生きてる風のものは怖いらしく、あまり触りたがりません。まだ幼いからなのか、本人の気質なのかはわからないのですが、親が与えたくて買うもののほぼ肩透かし…。

ぽぽちゃん

③小2 男児
・ごっこあそび(ドールハウス遊び)
≪母のコメント≫
今でもごっこ遊びが大好きで、姉妹のいるお友達(男児)の家に遊びにいくと、最終的には姉妹とリカちゃんやシルバニアでつい遊んでしまい、男児のお友達から「つまんなーい!」と言われるのがお決まりのパターン。
本人はおままごとの家や小物にとても興味があるようですが、「女の子のおもちゃ」だと思っているので、欲しいか聞くと「いらない!」と言われてしまいます。

ヒーローたちがお茶会してる!

仕事柄、日ごろ子どもを観察するクセがついているママ社員さんたちでも「具体的にあんまり覚えてない…」という反応にはとてもビックリしましたが、子どもの遊びの変化ってあっという間の出来事で、気づきにくいことなのかも…!
子どもたちの興味あることもどんどん変化しますもんね。
ますます、子どもたちがどんなきっかけでジェンダーを意識するようになるのだろう?遊びがどう変化していくのだろう?
知りたい…!
記録に残しておきたい…!と思いました。

そんなこんなで、いよいよおもちゃを送りこみ!

ママさんたちのコメントを参考にしつつ、このプログラムではいわゆる一般的には「男の子むけ」「女の子むけ」とされているおもちゃを中心に、ピープル商品はもちろん、他社さんの商品も混ぜて準備してみることにしました。
パッケージのない状態で提供し、子どもたち(年中~年長さん 約70名)にごちゃまぜのおもちゃの中から、自分の好きなものを選んで遊んでもらって、その様子を保育者の方に観察していただきます。
おもちゃが与えている、男女の固定概念がどれぐらいあるのか…?
子どもたちの自由な発想で、それをどれくらい打ち破ってくれるのか…?

次回『ピートラ』SDGs編では、こどもSDGsプログラムによって見えてきた、子どもたちの実態 から私たちが感じたことをお話しできればと思っておりますので、お楽しみに!
次回のピートラVol.8は、パーパスに関するお話しの予定です。そちらもぜひご覧ください。






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