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SDGs編「子ども×ジェンダー座談会」に参加したら、そこは「LOVE溢れすぎ」空間だった。『ピートラ』Vol.16

皆さま、こんにちは。『ピートラ』乗組員1もりもとです。
9月某日、私達ピープル株式会社は、育休コミュニティMIRAIS(ミライズ)さんと一緒に「子どもとジェンダー」というテーマのオンライン座談会を行いました。

SDGsの目標の1つである「ジェンダー平等を実現しよう」これは大人達の社会課題と捉えている方も多いかと思いますが、実は子どもの頃から日々の生活の中で、ジェンダーを意識する場面は訪れています。
例えば・・・
好きな服や靴を選ぶとき、
欲しいおもちゃを選ぶとき、
子ども達は、目をキラキラさせて「これがいい!」と指をさします。
もしも・・・
自分の息子がピンク色の靴を履きたいと言ったら、
自分の娘が剣のおもちゃで遊びたいと言ったら、
そして周りの大人やお友達に、何の悪気もなく「それってヘンだよね」と言われてしまったら・・・。

さぁ、私たちはどんな風に行動しようか?

こんなテーマの座談会に、MIRAIS(ミライズ)さんから絶賛子育て真っ最中のママさん達が10名以上、ピープルの参加者と一緒に話をしました。正解がなかなか見つけにくいテーマなので、悩みやモヤモヤが中心の座談会になるのかなと想像していましたが、
「子どもの好きを認めてあげたい」という想いや「子どもだけじゃなく、ママも自分自身の好きを認めよう」という前向きで愛情たっぷりのお話しがいっぱい出てきて、そこは「LOVE溢れすぎ」空間でした。
今日は座談会の様子を紹介しながら、そこで感じた気持ちの変化やこれからの意気込みについて、語っていきたいと思います!

♡♡♡ ハートいっぱいの集合写真 ♡♡♡

悪気なきジェンダーバイアス、私達の周りに日々発生中

まずは、参加者みんなの実体験について話されました。
●子ども靴を選びに行った時に、息子がピンクのキラキラした靴を手に取ったら、店員さんに「あっ、それは女の子の靴だよ」と声をかけられた。
●ファミリーレストランや回転寿司で、お子さまセットのおもちゃを選ぶ時「ホントにそれでいいの?」と性別に合った方を選ぶように誘導される時がある。
●自分達ママ世代と親の世代では、子ども服を選ぶ時の感覚とか価値観が、違うなーと感じる時が。
●出産祝いを送る時に、ピンクか水色しか選べないものって結構あるけど、北欧柄でジェンダーを感じさせない色柄のものを選ぶ様にしている。

・・・そうか、毎日の生活の中に悪気なきジェンダーバイアスに触れる瞬間がこんなにあるんだ。という事に改めて驚いたのと、これって最近起き始めたことじゃなくって、何十年も前から、私が子どもの頃からそうだったことの様に思えました。時を経て少しずつ捉え方が変わってきているんだなと感じました。

もしも、ジェンダーを意識する場面に遭遇したら?

もしかしたら、親の見ていない所で子どもがそういう場面に遭っているかもしれないし、逆に自分の子どもが周りのお友達に何か言ってるかもしれないし・・・。
そうやって考えだしたらキリがない事でもありますが、もしもうちの子が、ジェンダーバイアスにとまどったり傷ついたりしている様子を見かけたら、一番近くで寄り添ってあげる存在でいたい。という声が参加者から多く聞かれました。
 ●一見性別に合ってないモノやコトでも、子どもがそれを選んで好きなのには理由があると思う。どういう所が好きなの?って理由を丁寧に聞いてあげたい。
●自分の言葉で説明するのが難しい年齢の子でも、一緒に話していく中で、なるべく言語化できるようにしたい。
●子どもの「好き」を一番近くで寄り添って認めてあげる存在でいたい。
●子どもだけじゃなくて、大人も日々「自分の好き」を丸出しにしていきたいし、そういう様子を見せたい。
 
・・・もしかしたら現実は違うかもしれないし、本当にその場面になって、100%納得できる行動や発言ができるかどうかは分かりません。でもその時に備えて考えてみる事や、気持ちを整理して口にしたり、人の考えを聞く事って、とっても大事だな~と思いました。

私にできること、ピープル株式会社にできること、って何だろう?

今回オンライン座談会に参加してみて一番感じたのは、子どもの純粋な「好き」を周りの態度や一言がきっかけで、引っ込めてしまったり、閉じ込めてしまうのは、勿体ない!!というみんなの共通の想いでした。
ジェンダーという「ものさし」だけで判断するんじゃなくて、一人一人の「好き」とか「やりたい事」を自由に発言して、認め合える世界になるといいな。(モチロン、どうしてもできない事や危険な事は、周りの大人がとめたり、できない理由を話してあげる前提ですが)
私の中にも「当たり前」や「思い込み」はいっぱいあります。ジェンダーバイアスに敏感になりすぎて、あれは言っちゃダメ、これはやっちゃダメ、と自分の道を塞ぐのではなく、子ども達の「好き=好奇心」をウォッチして、好きな理由をいっぱい聞いてあげたい!

また今回の座談会では、MIRAIS(ミライズ)さんが、おもちゃとジェンダーにまつわる質問をしてくださいました。「ジェンダーバイアスにとらわれないおもちゃ選びって?」など、1つの正解を探したり決めたりするには、まだまだ道のりが長そうなテーマですが、私達ピープル株式会社の試行錯誤や体験談を、今後も『ピートラ』を通じて紹介する事で、持続的にこのテーマに向き合っていきたいと思います。
今日の『ピートラ』はここまでです。最後まで読んでくださりありがとうございました。そしてMIRAIS(ミライズ)さん&座談会に参加された皆さん、楽しい時間と、愛に溢れた空間をありがとうございました!!

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