BetterEngage / ベターエンゲージ

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戦略人事を実現する「BetterEnage」の公式noteです。社内に分散する人事データを一元集約し、データを元に人事戦略の策定をサポートするシステムです。戦略人事や、人的資本開示、タレントマネジメントなど情報発信をしていきます。https://betterengage.ai/

最近の記事

【HRTechの大海賊時代】ワンピースに例えてみるとわかりやすい件

HRtechは今まさに大海賊時代。Workdayが創業13年で時価総額3.5兆円を超える急成長を実現。Linkedinは2.7兆円でマイクロソフトに買収されるといった巨像の戦いが繰り広げられています。その様相はまさにOne Pieceの大海賊時代さながら。そこで、HRTechの巨像をOne Piece的に見て行きたいと思います。 マーケットに君臨する四皇One Pieceの世界で海を牛耳る四皇と呼ばれる最強海賊団たち。HRtechのマーケットにも四皇が君臨します。 Wor

    • 【戦略的人事のお手本】Facebookのワークフォース・プランニングの真髄

      Strategic Workforce Planning (SWP) という言葉をご存知でしょうか?日本語でいうところの「人員計画」に近しいワークフォース・プラニング。Data-Drivenに戦略的に行うことがSWPの本質と言えるでしょう。 2018年6月にカナダ・トロントで行われたHRtech Summit。キーノートとして、Facebook本社のStrategic People PlanningのTopである、Ross Sparkman さんがSWPについて講演されてい

      • 【HRTech Summitレポート】なぜPeople AnalyticsはこれからのHRの中心なのか

        2018年6月26日、27日と2日間にかけて行われているHR Tech Summit in Toronto。初日のスタートを飾るキーノートは、David GreenさんのPeople Analyticsに関する講演。近年のHR界隈のグローバルトレンドとして、People Analyticsへの注目が明確になる講演でした。 人事データが、グローバル規模でNo1の人事トレンドになるなか、大企業の69%がすでにPeople Analyticsチームを構築し、分析を行なっているとい

        • 【人事は楽観主義たれ】ピープル・アナリティクスで実現する戦略的人事。

          悲観主義者はあらゆる機会の中に問題を見いだす。 楽観主義者はあらゆる問題の中に機会を見いだす。 第二次世界大戦中、ヒトラーの前にフランスが陥落しヨーロッパ全土に悲観論が蔓延する中で、最後まで希望を捨てず戦い続けたウィンストン・チャーチル。楽観主義を貫くチャーチルは、いかなる問題の中にも「チャンス」を見出していたのでしょう。 結論から言います。人事担当者は楽観主義であるべきだと思っています。People Analyticsを通して、あらゆる組織の問題、人の問題の中に、「機会

        【HRTechの大海賊時代】ワンピースに例えてみるとわかりやすい件

          【HR3.0のすヽめ】戦略的人事に必要な考え方

          「いたるところに無知と、驚くべき暗闇がある」 1807年、ベルリン大学の総長であるヨハン・フィヒテは、「ドイツ国民に告ぐ」という演説の中で、彼の母国ドイツ(プロイセン・ドイツ)と、ドイツの教育への憂いを短い言葉にして印象的に伝えました。ナポレオン戦争の後遺症で荒廃したプロイセン・ドイツ。フィヒテにとっての憂いの対象は、戦争で失った独立心に対するものでした。 独立を失った国民は、同時に、時代の動きにはたらきかけ、その内容を自由に決定する能力をも失ってしまっています。もしも、

          【HR3.0のすヽめ】戦略的人事に必要な考え方

          HRテック3.0時代に必要な考え方 ~歴史は繰り返す。でも全然違う形で~

          このブログを書いている本日、2018年4月23日は、HR3.0時代の後半戦に突入するかしないかのあたりだと思います。怒涛のツールラッシュに湧いた、HR3.0の前半戦。今までのトレンドを振り返りつつ、HR3.0の後半戦と、HR4.0について思いを馳せてみます。(ただし、どうしてもHRテックは日本よりもアメリカがかなり進んでいるため、時間軸などはアメリカ基準になってしまっています。) HRテックベンダーの歴史とトレンド HRテックの神様であり、僕の神様でもあるJosh Ber

          HRテック3.0時代に必要な考え方 ~歴史は繰り返す。でも全然違う形で~

          Digital HRについて割とガチで考えてみた。

          2018年4月12日-13日と2日間にわたって行われたPeople Analytics World 2018。このカンファレンスでは世界中のPeople Analyticsの事例がkeynoteを通して紹介されていました。 そんな中で、頻繁によく耳にした単語が「Digital HR Transformation」という単語。日本のHR系のカンファレンスでもたまに耳にするものの、エンゲージメントや働き方改革という語に比べると語られる機会が少ないと思います。 しかし、Peop

          Digital HRについて割とガチで考えてみた。

          Nestléが、People Analyticsと「Stay Interview」で離職問題に立ち向かっている話

          2018年4月12日-13日とロンドンで開催されているPeople Analytics World 2018で、講演から、Nestléの離職予防が先進的だったのでメモ。 離職問題の背景Nestléといえば、ミネラルウォーターや、コーヒー、キットカットなど、多くのブランドを扱う消費財メーカー。 今回はネスレの北米部門が「離職問題」にどのようにアプローチしたか、が語られていました。 Nestlé北米の離職問題Nestléの主力商品は消費財。ビジネスの成功には商品を卸売業者や

          Nestléが、People Analyticsと「Stay Interview」で離職問題に立ち向かっている話

          【PAWレポート】People Analyticsを成功させるのはVisionだ!!

          2018年4月12日-13日と2日間に渡って行われているPeople Analytics World 2018の"学び"レポートです。People Analyticsの効率化を実現する クラウドサービス「Visier」のTyler Hawsさんの講演をご紹介。 People Analyticsというと、データや統計解析、機械学習に目が行きがちです。ですがPeople Analyiticsの成功に最も大切なのは、「HRがVisionをもつことだ」という、力強いお話でした。

          【PAWレポート】People Analyticsを成功させるのはVisionだ!!

          【PAWレポート】スワロフスキー流People Analyticsの始め方

          2018年4月12日-13日にロンドンで開催されているPeople Analytics World 2018。ヨーロッパの先進的な人事が集まる中、People Analyticsにフォーカスして多くのトークセッションが行われています。 中でも、People Analyticsに0から取り組む事例として、スワロフスキーの取り組みが印象的だったのでご紹介します。 スワロフスキー流のPeople Analytics 170カ国に2800店舗を展開する、グローバル企業のスワロフス

          【PAWレポート】スワロフスキー流People Analyticsの始め方