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コーラスしようよ!


どうも大塚ペンタスタッフのたいちです!
現在スタジオでは引き続き感染予防対策の一つとして、マイクを一度利用するたびにマイクフードを交換し洗浄を行っています。
そのため、スタジオ予約の際にマイクを何本使用するかを事前にうかがって、その本数分をセットしてお部屋に案内しています。

そこで最近思ったことがありまして、というのも、みんなあまりコーラスってしないんですか???

ボーカル以外にもコーラスをするとなると一般的なバンド編成なら3本ぐらいマイクを使ってもいいかと思うんですが、予約の際に本数をきくと1本や2本がほとんどです。

ここで今回のタイトル「コーラスしようよ!」です。コーラスすると音楽的に広がりが出るし楽しいよきっと!って勧めたい!

ということで今回はコーラスワークの冴えわたる音楽を僕なりに紹介しようと思います!


さかのぼればロック・ポップス創生期の頃からすでにコーラスは一般的な手法として楽曲アレンジに取り入れられており、The Beach BoysQueenなどはコーラスワークがバンドの十八番だったりしますよね!

1975年に発表された10ccの「I’m Not In Love」ではダビングに次ぐダビングで合計624人分の声を重ねたとか。


かつての先人たちが可能性を広げていただいたというのは確かなんですが、ここまでやられると参考になるのか?っていうのと、現代に落とし込みづらくもなってくるかもしれないので(6〜70年代の音楽にはもちろん多大なるリスペクトを持っています!)、ここはこれまでの僕らしく現代のインディー音楽シーンから数曲紹介したいと思います!


Molly Rankin - Who Broke Your Heart?

Alvvaysというカナダのインディーポップバンドを結成する前にボーカルのモリーがソロとして発表した曲です!
Aメロ終わり(0:35〜)からのローラーコースターみたいな印象的なメロディについてくるコーラスが非常に良いですね!
正直そんなにコーラスがフィーチャーされた曲ではないんですが、ただ僕の好きな曲ってことで選びましたすみません!

そういえばコーラスって僕の中では、めっちゃざっくりですが「ウーハー系」「字ハモ系」「皆でワイワイ系」の三種類に分けられると考えてるんですが、モリーのこの曲は「ウーハー系」(ウーとかハーってコーラスしてる)に分類されますね!


じゃあ続いては「字ハモ系」(主旋と同じ歌詞を歌いながらハモるコーラス)から一曲。

Purr - Hard To Realize

Purrはニューヨーク出身の男女2人組で、全編とおしてコーラスというより混声といった方が良いかもですね。このデュオの曲はどれもコーラスワークが素晴らしく、どこまでも優しくおおらかな古き良きアメリカを感じさせてくれます。Purrの所属するレーベル、ANTI-Recordsはこのようなグッドミュージックを多く輩出しているので、気に入った人はレーベルを掘り下げてみるのもオススメです!ぼくも「人生もういやになっちゃうよね」モードに入ったときは、このレーベルの音楽を聴いてメンタルの軌道修正したりしてますはい。このレーベルからだとAndy Shaufとかもオススメです!


続いて「皆でワイワイ系」(文字通りワイワイ騒がしくコーラス)ですが、この曲がわかりやすいかと。

Hinds - Just Like Kids (Miau)

スペインの4人組ガールズバンドであるHinds。この曲は本当に素晴らしいですね!おもちゃのようなチープで軽いピアノの伴奏、紙のめくれる音など忠実にインディーセオリーに則っていて、そこにこのメロディがあってないような自由なボーカル(コーラス)スタイル。非常に良い!歌うのが苦手でもこれだったらマイク使って歌えるかもっていう気になりませんか!?


さて、コーラスは三種類に分けられると書きましたが、もうひとつあるのを忘れていました。「輪唱」です。学生時代に音楽の授業とかで一度はみなさんやったことがあるであろうあれです。僕は歌うのが苦手で音楽の授業で輪唱をするとなると本当に苦痛でした。でもそんな僕でもこの輪唱というかコーラスワークは凄いなって衝撃を受けた曲があるので、今回はその曲を紹介して締めくくろうと思います。

of Montreal - Gronlandic Edit

いかれポップス音楽集団、エレファント6の中でもひときわ異彩を放つof Montreal。フロントマンであるケビン・バーンズの脳内は一体どうなってるんでしょうか。一度覗いてみたいものです。


とまあここまで長々と書きましたが話を戻すと、コーラスによってこんなに素晴らしい音楽が生み出されてるわけなので、みんなもコーラスしようよ!ってことを伝えたかったです。

大塚ペンタはマイク何本でも無料レンタルできるので(といっても本数に限りはあるので一度に数十本ってわけにはいきませんが)、今日紹介した曲などを聴いて、「たまにはコーラスしてみるか」なんて思っていただけたら幸いです!

それでは、また!

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