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『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』を観た話

今日も起きれました。

昨日の仕事中からなんとなくふくらはぎの筋肉痛のようなものがあり、「まさか血栓……?」とおびえながら生きています。
今日はそんなことなかったからマジの筋肉痛かもしれない。

さて、今日は予定もない休みだったので、お昼に蕎麦を食べた後、ベッドに横になっていました。すると配偶者から「映画流しててもいい?」と言われたので「私ちゃんと見ないけどそれでも良ければ」と突然の映画鑑賞会が始まりました。

それがこの『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』でした。



おっっっっっっもしろかったぁ……。


あらすじとしては『一流レストランで働いていた主人公がクビになった後、フードトラックで生計を立てていく話』なんですけど、すごくいい要素が詰まっているんです。

・自分のやりたいことができないしがらみ
主人公のカールは超一流のコックとして、一流レストランで働いているのですが、正直彼の心の中には『自分の考えた料理でお客を喜ばせたい』という情熱があります。
しかし一応雇われの身の彼はオーナーとぶつかり、そして料理評論家の酷評にぼこぼこにされてしまいます。それが店をクビになるきっかけに……。
「今の店でも、好きにできているよ」と言いながらも、オーナーに否定されて葛藤する姿が刺さりました。

・当時のインターネット観
作品は2014年の作品なので、10年前の作品となります。主人公が息子がスマホを持っていることに驚いたり、SNS文化に疎かったり(TwitterとVineが大活躍する作品です)と今ほどSNSが密接に生活に結びついているものではなかったという時代背景が見てとれます。それでいながら正しい・間違ったSNSの使い方を教えてくれます。ちょっと感動した。

・家族関係の再構築
カールには離婚した元妻イネズと息子のパーシーがいます。一流シェフとして仕事一筋のカールはたまに息子に会ってもまぁちょっと扱いが雑というか、やっぱり頭のどこかでは仕事のことばかりなんですよね(たぶんこれが離婚原因なのかな……と察せてしまいます)。客観的に見ると「息子めちゃくちゃさみしがってるじゃん!!!!パパのこと大好きじゃん!!!!」という気持ちでいっぱいになるのですが、カールは全く気が付きません。
しかし、そんな関係も仕事を失ってから、少しずつ変化していきます。泣いた。

・下ネタ
ネットフリックスで16+になっていて、理由が『言葉づかい』だったんです。まぁ確かに主人公が料理評論家と口論(レスバ)になった際に汚い罵詈雑言を吐いたので、「これかぁ……」と思っていたら、ある人物が出てきて急に映画が変わりました。マジでなんだったんだろうあれ。ロバートダウニーjrが出てきたら気を付けてください。
あと××に×××××××を振りかけると湿気がマシになるらしいです。私は試せないのが残念です。

全体的な感想として、最初はながら見でしたが、最終的には食いついてみてしまうほど面白かったです。基本的にコメディ映画なので楽しく見れますし
主人公の料理への情熱で熱くなれます。私は主人公を慕う後輩マーティンのカラッとした明るさに元気をもらえました(吹き替え声優は高木渉さんだったんですが、役がぴったりでした)。普段は字幕で見るんですが、今回は吹き替えで見てもめちゃくちゃ面白かったです。観終わった後にめちゃくちゃハッピーになれるところが魅力で、三か月くらいにまた見直したくなる映画でした。
日本の公開は2月だったみたいですが、夏の話なので今の時期にぜひ見てほしい作品です。

夕飯はキューバサンドを作ってもらいました。主人公たちもこんな味を生み出していたのかなぁと考えると胸熱です。

そんな感じです
それではおやすみなさい


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