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意外と知らない「ワクチンパスポート」15のポイント


「ワクチンパスポート」の申請が7月26日から始まった。
ワクチンパスポートには、経済の早期回復の手段として期待が集まっている一方で、偽造行為や差別なども懸念されている。
そもそもワクチンパスポートとは何なのか。どのような利用方法や課題が考えられるのか

Q1. そもそもワクチンパスポートって?

「ワクチンパスポート」は、新型コロナワクチンの接種を受けたことを証明する証明書。正式名称は「新型コロナウイルスワクチン接種証明書」と呼ぶ。
ワクチンパスポートは、外国への入国時に提示することで、陰性証明や隔離措置などが免除される。
この制度の主体は厚生労働省で、発行するのは申請者が住む市区町村だ。

Q2. どんな形式の証明書?

「パスポート」と呼ばれているものの、A4用紙の書面1枚だ。
この紙一枚に、氏名や国籍、旅券番号といった基本的な情報のほか、接種を受けたワクチンの製造者、製造番号など、ワクチンの詳細情報も記載される。
日本語と英語で表記されている。

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