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娘のファッションに「今」を教えられた

4月から大学生になる、うちの娘。

昔は、オーソドックスというかあまり目立たない服装を好んでいたけれど、
今では「地雷系ファッション」というのにハマっている。

おとなしいファッション好みだったのに、いつの間にかネットで安く手に入るお店を見つけて、徐々に増やしていた。

「地雷系ファッション」とは、一見かわいいけれどダークさがあるファッションが定義であり、「闇かわいい」とか「病みかわいい」とかの言われるそうな。

量産系と地雷系

量産系ファッションというのもあるらしいけれど、親の私は突然の娘の変化にびっくりした。

高校時代からお出かけの時はお化粧はしていたが、「どこで見たんや?」と派手なメイクにびっくりして叱ったことがある。

その時に娘に言われた。

「ママの言うとおりの服とかメイクは好きやないの!今はこれが気に入ってる!私らの間では流行ってるの!ほっといて!」

がつんと言われて、思い出した。

私も短大デビューをした時に、おとなしめの服を着ていたのに、周りの雰囲気に馴染もうと必死に背伸びしていた時期がある。

背伸びしているから、無理が出て、周りから浮いた存在になっていった。

娘はというと、先日大学主催の模擬講義(昼食付き・抽選制)に参加した時に、おとなしめの地雷系ファッションで行った。

自分の娘ではないです。あくまでもイメージです。

帰ってきてからの感想を聞くと「周りの女子は結構おとなしい服装にメイクだった。男の子も素朴系だったよ」と意外な同期生の姿に驚いていた。

大学自体が派手ではないし、地雷系ファッションだと浮いてしまう可能性はあるだろうなぁとは思っていた。

今時のファッションについて、親がもう大学へ行く子供の考え方を否定するのはいけないし理解する努力はした方がいいと気付かされたし、教えられた。

入学式はナチュラルメイクにして、スーツを来て出席するけれど、当分地雷系ファッションでの通学は封印宣言をした。

通学に着ていける私服が少ないので、まだバイト先は見つかっていないし、
服代はしばらくは援助してやろうと考えている。

服は「自己主張」とはいうけれど、若者のファッションは理解に苦しむことは多々ある。

私の母は、私の短大デビュースタイルを見て、同じように悩んだのだろうか?

母に聞いてみたら「そんなの多すぎて覚えてへんわ」っとあっさり返事がきた。

たくさん子どものやることなすことから、大きな教えってあるんだろうと、最近のファッションから教えられた。


#子どもに教えられたこと

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