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アルコール依存症

いま、「SAKE市場グランマルシェ」で売っている「SUPER PRIME 糖質50%オフ」500mlを飲みながらこの日記を書いている。今日は飲んでしまった。
「SUPER PRIME 糖質50%オフ」を飲みながらJW_CADのマニュアル本を見ながら練習問題をやっていると、あっという間に午前4時になった。仕事の時間だ。たった23軒の新聞を配達するだけの仕事なのだが、仕事と思うと気が重たくなる。義務感というやつなのだろうが、サラリーマンをしていた頃から私はこの義務感に苛まれてきた。私は何事も完璧主義なところがあって、しかも頼まれた仕事は断れない。この性格が依存症に導いてしまったのかもしれないと思う。
4時半に新聞配達の仕事を終えて、帰りにコンビニのミニストップに立ち寄って「バーリアル(BARREAL)糖質50%オフ」500mlを2本買って帰る。それを飲みながらテレビのニュースを見ているといつしか眠ってしまった。睡眠薬なしで眠るのは久しぶりだ。
私はアルコール依存症と診断される前からうつ病だった。うつ病と不眠は兄弟関係である。眠りたいのに眠れない。あるブログによると神経症性の不眠症とうつ病性の不眠症を見分けるポイントの一つは、夜中に起きてしまったときの行動の違いによるという。神経症性の人は、夜中に起きてしまって眠れなくなってしまったことに対して焦り、ひどい場合には普通に寝ているのんきな家族に対して怒りを覚えることがあるらしい。しかし私はこういう症状はなかった。泥酔しないと眠れなかったからだ。しかも家族とは離れて一人暮らしである。怒りの矛先は自分自身に向かう。
うつ病が不眠症を引き起こす原因は、うつ病の原因の一つでもあるセロトニンという脳内の神経伝達物質の働きの鈍化と関係があると言われている。セロトニンは、ノルアドレナリンやドーパミンの暴走を抑え、心のバランスを整える作用のある伝達物質で、セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れて、暴力的になったり、うつ病を発症すると言われている。「セロトニンの効果と不足する原因や症状について」というサイトによると、多くの現代人がセロトニンの不足に直面していると言われている。だから最近、うつ病患者の増加や自殺者の増加、キレる若者の増加が見られるという。セロトニンについてあれこれ調べていたらキリがないのでこの辺にしておこう。
私はキレる性格ではなく、どちらかと言うと落ちこんでしまう性格だ。ちょっとした失敗が尾を引いて頭がパニック状態になり、いつまでもそのことに囚われてしまう。最近あった失敗は、ある家に新聞を投函した際に車に自転車をぶつけてしまい、それを防犯カメラに撮られていて謝罪に行かなければならなかったことである。その日はそのことで頭がいっぱいになり、何も手につかなくなってしまった。現在はこの一件だけで、仕事先の人もいろいろフォローしてくれて解決したが、サラリーマンの時はこんな状態が8年間も続いた。精神科医に言わせるとうつ病になるのも当たり前だ。
電話の呼び出し音で目が覚めたときは午前11時を回っていた。今日は精神科の診察日である。電話の主は同じ病院に通院している友達である。久しぶりに病院で会いたいという。その友達は女性であるが、はっきり言って嫉妬と執着の塊なので出来れば会いたくなかったのだが、久しぶりだからといって頼まれたので仕方がない。
自転車で1時間かけて私が病院に着いた時にはまだ彼女は来ていなかった。待合室で本を読みながら2時間待って私の診察が回ってきた。主治医とは今の生活や依存症について日記をつけていること、それに久里浜式集団認知行動療法、森田療法、断酒会、共依存、最近増加しているネット依存についてあれこれ話して20分で診察は終わった。そこで話した内容については追々この日記の中で書いていくつもりなので今回は割愛する。
診察を終えて友達と会い、世間話などしながら一緒に天王寺まで歩いて行って、帰ってきたのが18時前だった。それから仕事の打ち合わせを一本こなしたあと、いつものように近所の「Ms」に行った。
「Ms」では4月13日に行うシュールストレミング試食会のことで盛り上がって閉店間際までいて、結局、麦焼酎のロックを7杯飲んでしまった。
「Ms」で麦焼酎のロックを7杯飲んでもいっこうに酔えなかった。これはただ単に耐性がついただけなのだろうか?それならば私はまだアルコール依存症の初期段階にいると言える。しかし、既にとっくの昔に、手や全身のふるえ、発汗(特に寝汗)、不眠、吐き気、嘔吐、血圧上昇、不整脈、焦燥感、集中力の低下、幻聴、てんかん様けいれん発作などの離脱症状群は体験済みなのである。しかも脂肪肝で内臓疾患も抱えている。これがアルコール依存症の初期段階と言えるだろうか?アルコール依存症の進行過程では、病気が進行するに従って少量のアルコールでも酩酊すると言われている。それがいくら飲んでも酩酊しないのである。頭はクリアだ。飲み過ぎくらい飲んでいながら今この文章を書いている。いったい私のアルコール依存症はどうなったのだろうか?またまた謎が深まった。

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