99%好き嫌いのない子どもに育てる#01
私はいまだ、我が子以上に
「よく食べる子」に出会ったことがない。
とにかく、食べる。
量はもちろんのこと、好き嫌いがほぼない。
味のないゴーヤでも「おいしいね」と言って食べる小学生の娘。嫌いなものは最後に食べるけど、絶対に残さない3歳の娘。(将来、姉妹でグルメレポーターになりたいと言い出した小学生の娘にはさすがにちょっとゾッとしている)
その食欲はいつも周りの人を驚かせ、食育に悩むママたちに羨ましがられてきた。
お友達の食育の悩みを聞きながら、いつも考えてきた。
「どうして他の子はそんなに好き嫌いがあるのか?」
「どうしてうちの子はここまでよく食べるのか?」
「本当に良い食育って何?」
考えながら、毎日ご飯を作り、8年間。
この先何人子どもを産んだとしても99%、好き嫌いない子に育てる自信がある!(もうこの先産む予定はないけど)
なんなら、好き嫌いの多い子でも1週間ホームステイさせれば好き嫌いをなくせる自信もある。
そのメソッドや考えを整理します。
#01 子どもじゃなくて、自分が何を食べたいか。
まず、一番最初に自分に問いかけてみる。
「今日の自分は何が食べたいかな?」
その質問に
①ワクワクするか
②めんどくさいって思う
その答えが、自分自身のこころの健康のバロメーター。
めんどくさい、って思うのであればそこに自分自身に大きな問題があるとき。大前提として自分のご飯を考えるのもめんどくさい人が子どものご飯を作るのを楽しむのは難しいことだと思う。
「好き嫌いがない子に育てる」
その答えは、私自身が「食いしん坊」な上に「健康オタク」であること。
極論、この二つが最大の理由です。
食べることが大好き、健康にいいことも大好き、だから料理も好き。
毎日何を食べるか考えることはワクワクすることで食べてる時は一番幸せ。そんな親を見ていたら、子どもも食いしん坊に育つことはごく自然なことだった。
義務感からでなくて自分が食べたいものを作る意識
私は料理が好きだけれど、ハンバーグや唐揚げ、オムレツなど一般的なお子様料理は苦手。ほぼ作らない。だって私がハンバーグ食べたいと思わないから。
でもブロッコリーを美味しく絶妙な加減で茹でることには自信がある。茹でただけのブロッコリーに美味しいお塩をふって、美味しい〜と心から呟いたりする。それを見ている子どもも、自然と同じようになる。
逆に言うと冷凍ブロッコリーは自分が食べたくないから食べない。
もしも、自分は食べたくないけど、子どもに野菜を食べさせなきゃという義務感で冷凍ブロッコリーを買ったとして、それをレンジでチンして、微妙にチンしすぎちゃったブロッコリーがあったとして。なんてまずそう。私はそれを食べたくないし、子どもが食べなくてもしょうがないや、と思う。実際、昔IKEAのレストランで食事をした時、普段なら何でも残さずに食べる我が子が冷凍ブロッコリーを残したことがあった。子どもの味覚の正直さに感心した。
大切なことは、料理を作る人自身のマインドだと思う。
「子どもには野菜を食べさせなきゃいけない」
ではなくて
「自分が今日はこの野菜を食べたいから、この野菜を買おう」
というマインド。
自分は何を食べたいか?
自分自身が、からだとこころの声に
ちゃんと耳を済ませられる感性を持ってるか?
大変な育児、仕事の忙しさに終われる毎日の中でもその感性を見失わない努力はとても大切なことだと思う。
実際、私も大企業で多忙な業界で働き続けながらも99%手作りご飯で偉大なる食いしん坊2人育ててきた。毎日ご飯を作るのが楽しかったわけではないし、三日に1度くらいめんどくさ〜い!と料理を投げ出したくなることもある。そんな時はどうするか、、、続きは「99%好き嫌いのない子どもに育てる#02」で書こうと思います。
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