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そこにはいるのは生身の人間であるということ

ーアイドルも一人の人間。ー
ファンによる行き過ぎた愛情というのは時に生身の人間の脆さを浮き彫りにいし、狂気を引き起こしかねない。
筆者としてはそんな話題に触れる機会が増え、実態を忘れてはならないと思った。

僕らがテレビやラジオ、そして舞台で見るアイドルたちは常にきらきらしていて華やかな世界観を私たちに見せてくれるが、彼ら彼女らも一人の人間で我々と同じように人生の壁に衝突したり、悩みを抱えている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/d672c97ffb624658d2c612370b552a24f1c66a70

今回はメンズ地下アイドルの行き過ぎた高額請求について思うことを述べていきたいと思った。

先日、警視庁はメンズ地下アイドルの男二人を逮捕した。

メンズ地下アイドルは大手芸能事務所に所属せず、主に小さなイベント会場でライブ活動を繰り返す男性アイドルのことを指す。

メンズ地下アイドルは通常のアイドルよりもファンとの接点や結びつきが強く、日頃から近距離でコミュニケーションを取る機会が多いのが特徴的だ。

一例だが、メンズ地下アイドルはコンセプトカフェで接客をし、ファンとの接点を作ったり、売上拡大を目指す。

そんな中、一部の女性たちの間では距離が近いからこそ、恋に落ちてしまい、連絡を取りたくなってしまうことが多々あるようだ。

❝自分を覚えてもらいたい❞❝推しの人物に好かれたい❞、少しでも近づきたいという思いから一部のファンはサービスに高額なお金を払ってしまう。

次第にサービスはエスカレートし、女性たちは自己の欲求を満たす為に何十万から何百万という金額を払ってしまう。

最近こそ❝推し活❞という言葉が話題となっているが、
過剰な推し活というのは単なる好きになったアイドルを応援する行為の範疇を超え、時に淫らな行為や過激な接触を引き起こしてしまう。

近頃、アイドルという存在は偶像崇拝的な立ち位置とは程遠く、❝会いに行けるアイドル❞のようにアイドル側からファンの方へ接近してくるようになった。

そこで、私は「地下アイドルという存在そのものが健全な運営など実現不可能であることを強く示すこと」が大切だと感じる。

自分の楽しめる範囲で節度を保つというのはある種、不健全な趣味といっても過言ではない。

勿論、それが自身のライフスタイルにおいてプライベートのワンセクションとして捉えられており、適切な切り替えが出来、上手く付き合っている人が多くいるのも事実だ。

しかし、金銭管理をする本人にしか委ねられず、その熱狂が悪質な行為へと及ぶこともあるのも実態だ。

大金をつぎ込んだ時には時すでに遅しで、その世界にどっぷり浸かっているのである。

そして、一度ハマるとなかなか離れられないのも事実。

「自分達の名前を覚えて欲しい」、「推しのアイドルにとって特別な存在でありたい」と自己の承認欲求はエスカレートし、執念を燃やしていく。

立場や心の弱い少女たちこそ高額のシャンパンにお金を使ったり、過激なサービスにお金をつぎ込んでしまう危険性を認識しておかないといけない。

ホストクラブとは異なるがホストクラブ以上に制度設計や縛りが甘く、他者の規制がかかりにくいのがメンズ地下アイドルの実態だと思った。

音楽や芸術の可能性は偉大であるがその裏では人生を誤った方向へ導いてしまうリスクや危険性を忘れてはならないということだ。

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