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美術館レポート

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美術に関する知識はないですが、様々なアイディアを得るため定期的に美術館を訪れています。展示を通して感じ考えたことをまとめていきます。
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#保育

第10回市原湖畔美術館子ども絵画展『人間いがいのもの 人間がつくったものいがいのもの』レポート

第10回市原湖畔美術館子ども絵画展『人間いがいのもの 人間がつくったものいがいのもの』レポート

今日は千葉県市原市にある市原湖畔美術館を訪れました。こちらを訪れるのは「メヒコの衝撃」展以来になります。JR内房線の五井駅では、レトロな雰囲気が趣深い小湊鐵道へ乗り換え。

高滝駅から20分間ほど歩き、美術館へ到着。
今回私が観たかったのは「第10回 市原湖畔美術館子ども絵画展『人間いがいのもの 人間がつくったものいがいのもの』」という展示。

子どもたちの想像・創造が膨らみそうなコンセプト、画一

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2023年初美術館〜ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ「柔らかな舞台」展へ〜

2023年初美術館〜ウェンデリン・ファン・オルデンボルフ「柔らかな舞台」展へ〜

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

不定期更新にはなりますが、今年も実践や研究、美術館や読書のレポート等をまとめていきたいと思います。

さて、2023年初美術館は、東京都現代美術館。新年は本日1月2日より開館しており、現在開催されているウェンデリン・ファン・オルデンボルフの「柔らかな舞台」に興味を抱いたため訪れました。

展示は映像作品が中心ですが、役者が

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2121年Futures In-Sight展へ行ってきました

2121年Futures In-Sight展へ行ってきました

先日、現在21_21 DESIGN SIGHTで行われている「2121年Futures In-Sight」展へ行ってきました。

地球誕生から現在までを1年間(365日)に表すと、ほんのわずかな時間しか生きていない人類。そう考えると100年というスパンは、地球規模ではあっという間なのかも知れません。けれど、その中で良くも悪くも人類が様々な影響を地球に与えてしまったのだなぁと痛感しました。

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「視覚トリップ」展へ行ってきました。

「視覚トリップ」展へ行ってきました。

先日、ワタリウム美術館で開催されている「視覚トリップ」展へ行ってきました。

私は美術に詳しくないけれど、未知のものを真ん中にして異質なもの同士が出会い、共創造されゆく「いま、ここ」の連なりと生成変化に関心があります。だからこそ自分と他者の「体験」や「感情」の「混在」という部分やホームページで紹介されている作品に惹かれ、足を運びました。

今回のブログでは、特に印象的だった青木陵子さんとナムジュン

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