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私が本を読む理由。

私は毎日読書している。私が読む本は、小説、歴史、自己啓発、経営、心理学など様々で、図書館で気になる題名の本を借りてきて、とにかく読んでみるというスタイルだ。主な読書の時間は、通勤の電車の中と早く出勤して誰もいない職場、そして休日の時間のあるときで、平均すると毎週2~3冊の本を読んでいる。

この読書をする習慣が身に付いてから、変化を感じていることが3つある。
まず1つ目は、文章を作成する能力の向上だ。私の職場では文章を作成することが多い。以前は作業にかなりの時間が掛かるうえに、作成した文章を修正されることが多かったが、徐々に作業時間が短くなり、作成した文章の修正も少なくなってきている。
2つ目は、仕事を効率的に進める能力の向上だ。本の中には、仕事の考え方、進め方、テクニック、アイデア、人間関係等々、仕事の現場で活かすことができる様々なヒントがある。読書で発見した様々なヒントをつなげ、仕事について考えることにより、単純に仕事を進めるだけではなく、効率的に進めることができるようになってきている。
3つ目は、想像力の向上だ。読書の方法は人それぞれ違うと思うが、私の場合はどんな本でも、自分の頭の中に映像を映し出して読んでいる。テレビや動画を見るのとは異なり、自分で映像を作り出すので、読書中の頭の中では文章を映像に変える作業がずっと行われている。その結果、想像力が向上し、仕事の進め方やアイデアなどを素早く考えることができるようになってきている。

私が本を読み出したのは5年前ぐらいで、年齢を重ねるとともに仕事での文章作成が苦手なことに危機感を覚えたことがきっかけだ。それまでに読んだ本は、子どもの頃の読書感想文の本ぐらいで、読書とは無縁の生活を送っていた。今から考えると、もったいない時間を過ごしてしまったと思うが、5年前に読書を始めることができて本当によかったと思う。なぜなら、上記の変化の他にも、知識を高めること、言葉を知ること、ワクワクすること、ストレス発散等々、様々な効果があるということを実感しているからだ。

私は、毎日の通勤で電車を利用しているが、車内はスマホを見ている方ばっかりだ。一昔前にいた新聞を見ている方や読書をしている方はどこに行ってしまったのか…。中にはスマホで新聞を読んでいる方もいるが、大半の方はネット検索やゲーム、SNSなどに夢中だ。もちろんスマホも大事だが、毎日スマホを見ているだけでは人間の能力は向上しない。たまにはスマホを本に持ち替えることを提案する。今からでも遅くはない!ぜひ皆さんにも読書の効果を実感してほしい!!


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