あざとくて何が悪いのかを真剣に考察してみた
あまおうのチョコパイ
行きつけのスーパーのレジ横に、あまおうコラボのチョコパイがドカンと陳列されていた！元来私はチョコパイが大大大大大好きだ。そしていちごも、フルーツの中で一番好きと言っても過言ではない。このコラボは、何としても絶対食べたい。
でも、私はそれをカゴには入れない。
私がこれを食べたがることを、夫も予想するはずだからだ。彼はきっと次の自分の買い物当番で、今の私と同じようにこの棚を見て、私のためにこれを買うだろう。
そして数日後。
私の読みどおり、夫は件のチョコパイを買って帰ってきた。私は彼の思いやりに感謝し、あたかもこんなチョコパイの存在など知らなかったような素振りで大いに喜ぶ。その日のデザートタイムは、格別に楽しい時間だった。
＊＊＊
私の上記のような振る舞いは、世間一般に“あざとい”と言われるものだと思う。この“あざとい”、私にとっては学生時代から散々言われてきた言葉である。（なんなら卒業アルバムのクラス写真の一言？みたいなところにも書かれとる🙃）
しかし、自分でもどうしてこのように行動に一捻り加えてしまうのかはよく分からなくて。ただその時々の、「こうした方が良いな」という咄嗟の状況判断の産物でしかないのである。
今回は、そんな“あざとい”についてじっくり考えてみることにした。
そもそも“あざとい”の定義
あざと・い
１ やり方があくどい。ずうずうしく抜け目がない。
２ 小利口である。思慮が浅い。あさはかだ。
散々な言われようで草w
でも！誤解のないよう補足するけど、我が家の生活費は、夫がお買い物当番の時も私名義の家族クレカで支払ってるのよ💳。つまり上記のあまおうチョコパイも、金銭的には私負担なわけで。自分で言うのもなんだけど、“あくどい”とか“図々しい”は違うんじゃない？！😡プンスコ
“思慮が浅い”、“浅はかだ”も、随分ひどい言い草ですなぁ。😅
夫は、自分の行動で私が喜んで嬉しい。
私は、夫が私のためを想って行動してくれて嬉しい。
一見、誰も損してないと思うんだけど。むしろ思慮深いのでは？（）
私は嘘をついてるのか？
あたかもこんなチョコパイの存在など知らなかったような素振りで、
唯一糾弾されるとすればここかなぁ、と思った。「嘘はついてない、真実を言ってないだけ」という、、まぁ、確かに褒められた態度ではないかもしれない😓💦💦💦
じゃあ、
「これ売ってるのは知ってたんよ〜！買ってきてくれて嬉しいーー！😍😍😍」
にしたらどうかな？
でもダメ？
やっぱり“あざとい”ことなどせずに、見つけた瞬間ソッコー自分で買うべきだったんだろうか…？
“あざとい”が忌避される理由
うーん、私なりに考えたけれども。
やはりこれ、私と夫の二人きりの世界を切り取れば、🌟💫めちゃハピサイクルフォーエバー💫🌟だと思う。だって、本来存在していなかったはずの喜びと愛情を、新たにこの世に創造してるもん🗽
…と思うと、“あざとい”とは、この状況を第三者が観測した時に初めて登場する概念なのでは。第三者から私たち夫婦のチョコパイエピソードを見ると、私が夫を都合良く操っているように見える、ような気がする。最近読んだ行動経済学の本曰く、人間は他人に誘導、操作されたと感じることがとにかく大嫌いな生き物らしく、そうした人間の性質を踏まえると
「自分もあんな風に、気付かぬうちに良いように操られてしまうかもしれない…！😨あの人には近付かないようにしよう！🥶😡❌」
と、“あざとい人間”に対して警戒、嫌悪、忌避感を抱くのは、至極当然なことに思う🤔
で、現実社会が私と夫の二人で完結することはあり得ないので、必ず第三者による観測は生じてしまう。つまり、私は上記のように振る舞う以上、“あざとい”の烙印を免れることはできないのである。
とすると、確かに目先の利益（＝このケースだと夫からの寵愛）を優先して、知らず知らずのうちに第三者という広範囲の好感度や信頼を損ね続けているという点で、“あざとい”振る舞いは“思慮が浅い”、“浅はかだ”と言えるかもしれない。
＊＊＊
…なんや色々書きましたが、最初に言ったとおり、私も好きでやってるわけじゃないんだけどね（爆）。“あざとい”をやめるって…逆にどうやるんだろうね？🤔
はっ！もしかしてまたコレ、自然体が一番難しいんじゃ問題に帰結した！？！？！？😱😱😱…もー私のnote、全ての道がローマに通じてて、せっかく読んでくださる皆様に本当に申し訳ねぇだ。。🇮🇹
いつも徒然なる独り言の垂れ流しにお付き合いいただき、本当にありがとうございますだ。また覗いていただけたら嬉しいですだ🪲
では、また！
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