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今のお仕事頑張るために、“毎日履ける”パンプスを探す旅に出た話👠

 皆様ごきげんよう、シマト ネリコです🦍

 生まれてこの方パンプス難民のシマト、満を持して、銀座カネマツの甲薄向けシリーズ「ミススレンダー」で、生まれて初めての“毎日履ける”パンプスを手に入れました〜〜!!!🐬💕🎉✨✨✨の、備忘録です✍🏻
 今回もいよいよ私の書きたいことを私が書きたいまま書き殴ったので、ほんっとうにとっ散らかっている!!控えめに言って読みにくい!!文才、ないッッッ!!!

とは言え、読んでいただけると嬉しいです!!(強欲)
それでは、どうぞっ🦍🦍🦍



 私の足スペック

ZOZOmatで計測してみました📏

ギリシャ型の足指で、指が長め=踏まず長が短い
・立位計測時(その名のとおり、立った状態で測る)のウィズはD
 ↑おそらく足のアーチが弱い開張足であることが原因
・靭帯が緩いこんにゃく足で、割とどこまでも縮む足

まあとにかく、難しい足なのでアルヨ。。👲🏻

これまでの金ドブ迷走遍歴

・自ら纒足を履いていた

 前述のとおり、私の足長は左22.6cm、右22.4cmです。

でも、ずっと22cmの靴を履いてました。
(ドーン)

だって、22.5cmじゃ脱げるんだもん……。きれいめな靴は、何を履いてもスリッパのように踵がカッパカッパなる。指はもちろん爪先に当たって曲がるのだが、靴ってどれもこんなもんなんかな、と思っていた。(爆)

・REGAL →紐靴×ノーヒールでも脱げた
・RANDA →一二を争ってやばい
・Diana →一番やばい
・oriental traffic →普通にやばい
・GUマシュマロパンプス →値段も考えるとギリ許せる

・百貨店で生き倒れる

 出張帰りに足が痛くて歩けなくなり、とりあえず今すぐ履き替えるための靴を探す羽目に。。
 “足に優しい”がウリのブランドさん(名前忘れました😭)の辺りを徘徊していたところ、スタッフさんに足を見ていただくことができ、
「かなり薄い足。今履いているパンプスは甲の露出も多いデザインのため、足が全く止まっていない」
と言われる。ここで初めて、自分の足は人より薄いのだと知る。さらに、
「うちのブランドは幅が広すぎて多分無理。このデパートにあるブランドで最細はEIZOさん」
と勧められたのが、EIZOとの出会い。

自社ブランドを押し売りしない、素敵な店員さんだった…。

・人生で一番マシ!EIZO

ウィズD、5cmヒール、スクエアトゥ
ウィズC、5cmヒール、スクエアトゥ
ウィズD、7cmヒール、ポインテッドトゥ

これまでに、計3足購入した。いずれもサイズは22.5cm。

 確かにこれまでに履いたどのパンプスよりも快適…というより「脱げずに履ける」という点で優れていたが、毎日履けるとは言い難く。一日履けば中指と薬指に必ずタコができ、足全体が一晩では治らない筋肉痛になった😭

 しかも、私の住む街の店舗は、常駐の店員さんが男性で、「指が痛いなら中敷き取ればええやん😃程度の知識しかなく、安易に中敷を取られカッポカポの刑に処せられ、一気に信用できなくなった…。

“甲薄”などのワードでネットの海を泳いだところ、i/288という計測サービス×セミオーダーパンプスと出会う。

・金ドブだった!😇i/288(※個人の感想です)

 田舎の小娘、新幹線に揺られ計測に向かう。

計測にて、なんとウィズEと言われる。んなわけないねん、とウィズEパンプスを持ってきやがるスタッフを押し除け色々試着。スタッフさん、
「あれ、EどころかC、Bも入りますね。。🤔」
と不思議顔。

 今から思うと、これ立位計測のみで、空中足囲を計測しなかったのが原因なんですよね。こんにゃく足でアーチが崩れがちな私の足、接地面だけ見たらぺたっと広がって、確かに幅広になるんだと思います。ZOZOmatの計測でも、Dって出たしね。

でもさ!?
あんたらは靴選びのプロじゃないんかい、?!?
空中足囲の概念も知らんって、、なーーにがシューアドバイザーやねん😡😡😡(荒ぶる田舎娘)

 しかも結局、
「でも、この試着用の靴は皆さんに履かれて伸びてるんで!(?)」
と言われ、C幅でセミオーダーすることに。

ウィズC、5cmヒール、ポインテッドトゥ

サイズは22.5cm。
結局爪先がキュウキュウになりすぎて、痛くて履けず。新幹線代、パンプス代…。本っ当に…金ドブだった……。

(ちなみに、この頃既にカネマツのミススレンダーも存在自体は知っていたのです。しかしEIZOとi/288で痛い目にあったシマト、また金ドブになる可能性を考えると…、最安値2万〜のカネマツ様…。当時はとてもチャレンジする気になれませんでした。)

・色々買う、疲れる

“甲薄”だけでなく、“指の長さ”“足の靭帯の柔らかさ”など、なかなか合う靴がない原因を色々と知る。

甲が覆われていれば良いのか?
ストラップで固定されていたら良いのか?
ヒールが低ければ良いのか?

色々考え、色々試したものの、どれも“毎日履ける”には程遠く。諦めて、スニーカーなど、オフィス向けとは言い難い靴を履き始める。結果、パンプスが是とされる今の職が嫌になる。

でも、今の職に真剣に向き合いたいと思った(唐突)

 なんかね、こないだ心療内科デビューしてね、
「あぁ、私って、自分の夢ややりたいことのために、今の生活や手にしているもの、手放す気は毛頭ないんだなぁ」
と、しみじみ感じたんですよね…。

 漫画とか映画の主人公って、みんな自分の夢のために、今いるコミュニティを飛び出していくじゃないですか。
 私には、あの気概がないな、と。

 でも、

それはそれで、別に良くない?🐇

とも思ったんですよ。

私には自我がないし、自我を通す強さもない!
毒親のせいで育たなかったんだ!!

と思ってたけど。確かに「自我がない」っていうとマイナスに感じちゃうけど。
 裏を返せば、それだけ協調性があって、他者に寄り添う能力があって、現に皆様からそれなりに求めてもらえているわけで。それも見方を変えれば立派な才能、特技なんじゃないの?って。
 あとは、その中でうっかり摩耗しすぎないように、加減調整することが課題なのかなぁ、と。

 で、現状にふてずに、腐らずに、今就いている職に、真剣に向き合ってみないか?と。

 当社のメイン業務は、ざっくり言うとコンサル業に近い。産休前は期待の新人()、しかもリケジョ()ってことで、最前線の花形部署に置いていただいていた。
 それが、育休後バックオフィス配属になったことが、今の停滞感の大きな原因だと思う。(※ただ、それも復帰に日和った私自身の意志を会社が尊重してくれただけで、別に育休によって無理やりキャリアを絶たれた!とかではない😖)

バックオフィス、向いてねぇや。。

これが分かっただけでも、有益だったのでは?

 しかも、バックオフィスを初めて経験したおかげで、バックオフィス業務の大変さや、日々の給料からいかに多額の税金を持っていかれているかなど、色々知ることができた。iDeCoもNISAも始める後押しにもなったし、うんうん、結構恩恵受けてるよ!私…!

 しかもしかも、バックオフィスなので、今は私も周りもかなり緩い服装をしてるんですよね。キャラものTシャツ、スニーカーも全っ然アリの、いやもうね、本当に寛容な、良い職場なのよ…。

 しかし最前線に戻りたいなら、やっぱり一般的なビジネス服(地味色のスーツセットアップ、シャツかブラウス、ストッキング、パンプス)でスタンバイするべきなのだ。少なくとも、ゆるTにくたくたスニーカーでは、前線には戻せないよね。

 久しぶりに赤文字系の雑誌を見る。
 昨今のオフィスカジュアルは、かなりカジュアル化が進んでいる。そんな中、何がオフィスたらしめているかというと、決め手はやっぱり足元だよなぁ。足元がストッキング×パンプスなだけで、グッとフォーマルな雰囲気が出る。

 はぁ、毎日履けるパンプス。今の職続けるって決めたなら、腹括って見つけようで。

そんなわけで、いよいよカネマツに乗り込む決心をしたのである。

お待たせ!やっと購入レポだよ!🎉

 繁忙期のワーママに与えられたショッピングタイムは、退社〜飲み会までの一時間半。鼻息荒く会社をあとにし、県内唯一のカネマツに乗り込む!!!
 …が、果たせるかな。店員、おぢしかおらんかった。(爆)しかも、なんていうの、スマートなきれいめおぢじゃなくて、…あの、…あとは、察して……!(※読んでいただければ分かるけど、結果的におぢはとってもプロフェッショナルで良い人だったよ。人を見た目で判断してごめんね。)

EIZOでばっちり男性店員への苦手意識を持っていたワイ、微妙に店員おぢを避けながらパンプスを見て回る。

「パンプスでお探し?」

しかしおぢ、私の中に潜む購買意欲を感知したのか、あちらから話しかけてきた。

「…そうなんすけど…、難しいんすよ、パンプス…」
ボソボソと歯切れの悪いワイ。しかし、おぢの目はキラーン!!!と鋭く光った!

すすす〜とスレンダーのコーナーに導かれ、

「あぁ〜〜〜、薄いねぇこりゃ」

私の足を一目見るなり、パパパっと2、3足を見繕い持ってきてくれた。

 最初に履いたのは、スタンダードなネイビーのパンプス。ちなみに、サイズは23cm。

ビジュ最高だった

「おぉ…」
めちゃくちゃ履き心地、良い。

「これなんかは、走れるよ」
「スレンダーシリーズの中でも、さらに一番薄い靴ね」
そう言って次に差し出されたのは、縁がゴムでシャーリングされているパンプス。

これでござる

はぁ〜〜!?!?履き口、ゴム???
ゴムごときが、私の気難しい足を固定できるわけないだろうが………
「お、おぉ………」

なんだ!この、吸い付くような履き心地。

「同じウィズBでも、C寄りのB、A寄りのBってあるのよ」

ええ、知らんかった…!!!!!木型が一緒ならあ〜んしん🤍じゃ、ないのか……。(ちなみに私が行きつけのランジェリーショップのおねえたまも、「同じ型のCカップでも、付け心地はデザインによって違う…!」と豪語していた。既視感。)

「これとか、履いてみ?同じ木型でも、あなたには緩いと思うよ。これ履くなら調整が必要ね」

違いを体感させてくれるため、敢えて合わない靴も出してくれるおぢ。優しいかよ。
そしてほんまや。緩い…さっき履かせてもらったやつよりはカポカポする。

「サイズも、22.5だと…右はいいかもしれないけど、左が痛いでしょ?左の方がちょっと大きいな?靴選ぶ時は左足に合わせて選んでね」

※この時別に計測してません
※大して触ってもいません

す、すげぇ………!!!目視&靴履かせる時にチョロっと触った?くらいの、あれで分かんの?!?!?
これまでどこに行っても、「23だと明らかに大きい(足長はともかく、踵がパカパカで話にならなかった)ので、22.5でよろしいかと😅」しか言われんかったよ!?!?なんなら22.5でも脱げるから、22履いてたのよ、、!?!?

 おぢのご好意に甘え、一応ローファーと、ベルト付きも履かせてもらった。
「ベルトついてたり、甲が深いデザインの方がより安定すると思うのですが…」
「足が止まる部分が上に来るから、その理屈も合ってるけど、木型が足に合ってたら足囲の部分でちゃんと止まるから、別にいらないよ」

まあ、そうよねぇ。

とは言え。特にスクエアトゥのローファーは履き心地がとても良かった。パンプスに比べて、指の左右からの圧迫感が軽減されている。おぢ、そりゃこんだけ面積違うからね、と、ローファーとパンプスをひっくり返して、底面を見比べさせてくれた。

「見た目のエレガントさと快適さ、どっちをどこまで譲るかだね」

エレガントさ、か……。
言ってくれるやんけ、おぢよ。

確かに、私が欲しい見た目はローファーではなくパンプスなのだ。お堅く誠実に、バリバリ働きたいのだ。

「よっしゃ、これにするわ」
「もうこのまま履いてくわ」

私がそう言うと、おぢは笑いながら防水スプレーかけてくれた。

後日談

 土日を挟んだりはしたものの、出勤の際は毎度履いております。電車の30分強、立ちっぱなしの日もありましたが、それほど絶望ではありませんでした。これは、私にとっては信じられない快挙でございます。あとね、おぢの言ってたとおり、マジで走れる。なんなら、立ちっぱよりは走ってるほうが楽かもってくらい、走れる。(爆)階段の登り降りも、かつてない楽さ…。これまでは爪先に引っ掛けて、なんとか靴が落ちないように踏ん張っていたので、それをしないで良いなんて感動です。
 開張足なこともあり、足の裏の、なんと言えば良いのだろう、本来アーチで浮いてるべきところには今までどおり若干タコができてしまうのですが、一番苦しんでいた指のタコからは解放されました!!👏👏前は帰宅して靴を脱いでも、しばらく足指を動かせないような感じだったのですが、このパンプスは全然動かせる。しゅごい。

 ちゃんとパンプスを履いていると、自然とシゴデキキャリアウーマンになった気分になれますね。つまらなく感じてヤケクソ気味だった仕事も、もっと丁寧に、私にできる創意工夫を凝らしてやってみよう✊と思うようになりました。靴が変わるだけでこんなに真摯に仕事に取り組めるんだもん、私って、ホントちょろいよね…😂💦

おしまい。

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