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売却した実家に住む父親

一段と寒くなりましたね。

昨晩は、酉の市に行った疲れで、早々とベットに倒れたのですが、ベットの中で、寒さで震えていました。

羽毛布団にくるまっても、全身の寒さは治らず、寒い寒いと震えていたら、ちっとも眠れなくて、結局、いつもの通り、睡眠導入剤を追加して、強制的に眠りにつたのは、夜中の3時過ぎでした。

今日は、日曜日ということで、安心感があったから、なおさら夜鷹ができた昨晩でした。

今朝の目覚めは、「どうしよう。」と焦った目覚めでした。

父親が、売却した実家に住んでいてどうしようと思った夢から覚めたからです。

実際は、一昨年の秋に父親は他界をしております。

父親の一周忌を過ぎた今年の1月に、実家を売却したので、実際は、ありえない現実だった訳なのですが、

父親は、未だに、実家に住み着いているのではないかと想像しました。

父親が亡くなった時に、実家の大きい仏壇を自宅に持ってくることができなかったので、仏壇を買い替えたんです。

大きい仏壇は、購入の際に、処分したのですが、その際も、新しい仏壇には、父親がいないような気がしました。

昔の、父親が、毎日、お茶を備えていた古い仏壇に、ついていってしまったのではないかと想像していました。

父親が亡くなって、古い仏壇を処理し、実家を売却したのですが、父親は、怒ってないと思います。

なぜなら、父親が怒っているならば、バチが当たっていると思うからです。

父親は、不思議な人でした。

温厚な性格の人でした。

我慢強い人でした。

そんな父親でしたが、相手が不義理をすると、直接手を下さずとも相手に、災いが起こるのです。

そんな周りの人を子供の頃から、多く見てきました。

また、それは、父親の口癖でした。

だから、父親は、真っ当に生きるのみでした。

父親は、情が深い人でした。

両親は、同じ月に亡くなっています。

特に父親は、亡くなってもまた情が深い人だなと感心します。

それは、上の娘と息子福山の間に生まれこの世を去った息子の命日の前日が、父親の命日だからです。

2人の子供の子育てで、余裕がなかったし、自分を持病を発症して、なかなかお墓参りもしてこなかったのですが、父親が亡くなってからは、父親の命日を迎えると、自然と息子のことを思い出します。

息子が亡くなった時に、泣いていた旦那には、言いませんけど。

唯一、旦那似であったであろう息子。

イケメンくん。

父親は、お墓を守りながら、亡くなった息子の事も気にしてくれてました。

今年、母親の7回忌、父親の3回忌を迎え、介護という騒がしい日々から解放されておりますが、まだ両親が亡くなったという実感はありません。

離れた実家で、両親ともども生活しているのではないかという錯覚しています。

夢に出てきた父親、忘れてないよ、安心してね。

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