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海外で生きる日本女性が語る!テーマは『ステレオタイプを乗り越えて~』

このテーマで「起業ひふみ塾」内でオンライン座談会を企画しました。
ドイツ在住の国際結婚している女性たちに、わたし(在ドイツ駐在妻)が質問をぶつける場。
ほかの参加者は、日本、アメリカ、カナダから。
海を越え、時差を超え、日本人女性10名が集ってくださり、大感謝💛

まず「ステレオタイプ」って何でしょう?

たとえば、
「ドイツって、●●のイメージだよね」
「ドイツ人って、〇〇だよね」

どうですか?どんな言葉が浮かぶ?

ドイツって、ビール?ソーセージ?サッカー?
ドイツ人って、勤勉?時間を守る?日本人と似ている??

こうした
「社会に浸透している固定観念やイメージ」が「ステレオタイプ」なんですね~。

今回「ステレオタイプ」にまつわるアレコレを語り合って、わたしなりに腑に落ちたこと。

1.自分がステレオタイプを「過度に」持っていないか、つねに検証が必要!
・「ステレオタイプは誰(自分)の中にも、どの社会にもある」このことを頭に入れておくことは大事。
(傾向として、海外生活が長かったり、多様な文化に触れているほどステレオタイプは弱まるようです)
・ステレオタイプは一つの側面を捉えているだけの、言わば「浅い理解」。
・異文化理解の最初の「取っ掛かり」としてステレオタイプを利用する方法はあるが、凝り固まると「思考停止」になる!
(また、「自国ナンバー1」みたいなステレオタイプも危険。。)

⇒わたしは、在独8年になるので、、、
「ドイツ人と日本人が似ている」なんてまったく思いませんが 笑、
自分と関わりの薄い文化や国に対してはステレオタイプが残ってますね。

2.ステレオタイプを乗り越えて、「個と個の深いコミュニケーション」に至るためには、「教養」や「共通の好きなこと」が鍵となる。
・相手の文化、歴史、政治、宗教、慣習などに興味を持つ。様々なテーマに関する知識を得て、相手を理解しようとする「教養」が必要。
・そして、これらのテーマで自分の考えや自国のことを話せる?
「日本人についてのステレオタイプ」(=おとなしい?意見を言わない?)を打ち破っていくためにも自分(個として)の考えをしっかり語ろう。
・また、共通の趣味や好きなことだと「感情」面でもつながれる!
特に、音楽、スポーツ、ダンスは言語関係なく楽しめる。

⇒これが、わたしの今の課題。
もっと色んなテーマの勉強をしたいし、自分の考えをしっかり語れるようになりたい。(日本語、英語、ドイツ語で。←夢は大きく💦!)
そして、「趣味」や「好きなこと」を通じて、もっとドイツにいる色んな人たちと関わっていきたいな。

3.海外に住む女性やミックスルーツの子どもたちは【平和の大使】なのだ!
・参加者(起業ひふみ塾主宰の秋田稲美さん)から教えていただいた言葉。
グラミン銀行創始者/ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が語っていたそうです。
・これらの人たちは、2つ(以上)の国や文化をつなぐ架け橋で、平和な世界をつくるための「使命」を持っているのです!

⇒この言葉は胸に刺さった~~~!
異国に暮らすのは時にしんどい。(まじで)
しかし、「わたしは平和の大使だから」と思えば、余裕をもって、にっこり笑えそうです💜

ほかにも、「ステレオタイプ」では
こんなテーマも出てきました
よ~

「嫁だから〇〇すべき」
「母だから〇〇でしょ」
そう「女性」にまつわるもの。。。

日本は「性別役割分担」意識が強くて、それを変えていきたい。
と私は思っているけど、参加者のご指摘にハッとしました。

女性にまつわるステレオタイプが低い度合いでいけば
(=男女平等意識が強いのは)
ヨーロッパ>>> 日本 > ほかのアジア諸国の順では?
とのご意見。

たしかに、わたしはドイツに住んでいるからドイツと日本を比較しがちだけど、世界全体を見回すと、きっと違う景色が広がっている。

そして、「階級」の話もでました

ドイツ(ヨーロッパ)は、「階級」意識が残っている部分があります。

いわゆる「上の」階級から「下の」階級を見る時に、「ステレオタイプ」(差別的/ネガティブな)が使われることも。。。

「性別役割分担」や「階級」は、これからまた語り合いたいテーマとなりました!

とにもかくにも、今回も深い「対話」の時間をいただけて有難かったです。
ご参加/ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました!!!

【追伸】
この座談会のテーマを思いついたのは
フランス映画「最高の花婿アンコール」を観たのがきっかけです。

この映画、ご存じですか?
フランスで大ヒットした映画✨

保守的なフランス人夫婦の4人の娘たちの結婚相手は、みんな外国人なんですよ!(アラブ人、ユダヤ人、中国人、コートジボワール人)

毎日が異文化バトルのドタバタ劇。映画全編に「ステレオタイプ」が満ちていて、きわどいジョーク満載…

例えば、、ユダヤ人なのに商売「下手」!イスラム教徒は、、、、キケン?

笑いながらも、自分のなかのステレオタイプに気づかされ、差別する側/される側、両方の気持ちが胸に去来。。。

海外在住者も日本にいらっしゃる皆さんも、この映画、おススメですよーー!!!

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