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世界で1つだけの楽器のオーナーさんを探しています

ちょっと桜も早く咲き始め、三日月は満月(ピンクムーン)に向けて膨らみ始め、ちいかわも週2放送が決まり、ウィルスや花粉や黄砂に気をつけながらお花見も楽しめそうな春。今日は元禄2年(1689)に松尾芭蕉が江戸を旅立った「奥の細道」始まりの日だそうです※。そして小橋建太さん、マライア・キャリーさん、悠木碧さんのお誕生日でもあり、クラゲ誕生日でもあります。

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世界で1つだけの楽器が、次のオーナーさんを探して、ついに店頭デビューしました!

クロモちゃん@イケベ楽器店ベースステーションリボレ秋葉原

この子は一般的な木でできたベースと違い、ネックがカーボングラファイトで作られていることが一番の特徴。

表紙(ヘッダー画像)ではカーボンファイバーの美しすぎる不規則な幾何学模様を確認できます。

イケベ楽器公式Twitter↓

シェイプは、まんま「フェンダージャズベース」です。
ただしアクティブサーキットのプリアンプ、EMGというのがさらに個性を際立たせる。

ジャズベース(JB)はネックの太さ的に言うと、フェンダープレシジョンベースより細いので手の小さな女性にも弾きやすいベースだと思います。

カーボンファイバーネックでおなじみのモジュラスからJBモデルの中古品が入荷!

モジュラスは70年代に初めてカーボンファイバーネックベースを作ったメーカーであり、これはジェフ・グールドという航空宇宙工学技術者のベーシストにより、今から30年も前に発案されたもので、従来の木材とは違い炭素からなる鉱物を使用するという画期的な仕様により、強度に優れ独特のサウンドを提供するネックはアレンビックやスタインバーガー等にも採用され一世を風靡しました。

本機はオーソドックスなシェイプのアッシュボデイに、モジュラス最大の特徴であるカーボンファイバーネックを採用、デッドポイントのないクリアーな音像や立ち上がりの速いアタック感があるサウンド特性を持ちます。EMG製ピックアップに加え、2-BandEQプリアンプを組み合わせることにより、太く存在感のあるサウンドを幅広く調整可能です。

1995年製ということもあり、ネックサイドの塗装剥げや細かい擦りキズ、金属パーツのくすみが生じておりますが、演奏上問題になる箇所はございません。またトラスロッドが入っていない頃のモデルですが、ネックは綺麗なストレートを保っており、音詰まりなどの症状もございません。スタンダードなJBスタイルの良い点は継承しつつ、モジュラスならではの強い個性とモダンなアイデアを統合させた、ハイブリッドかつ実用性の高い本機、是非ともお見逃しなく!

https://www.ikebe-gakki.com/

ジェフさんはMODULUSの歴史を作った「グラファイトネックの父」とも呼ばれるすごい人で、ミュージックマンにもグラファイトネックを提供しています。

レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリーのシグネチャーモデルで有名ですね。

ちなみに「MODULUS」というワードは物理用語で「弾性」という意味もあります。
また当楽器やベース工房と全く関係ないNFT界隈でも、CRYPTO?で存在するみたいです。紛らわしいのでお間違えなく

東京・秋葉原に旅立った


大切にしてくれるオーナーさんに巡り会えますように

このタイミングでとても残念な出来事があったので、この楽器の新しいオーナーさんが見つかることがクラゲへのおそらく一番の誕生日プレゼントです


FYI:


ぴてろんは なかまに なりたそうに こちらをみている! なかまに してあげますか?  おはぎを あげる ▶だが ことわる