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人の一生は重荷を負て遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。ー徳川家康さんの言葉ー

平和を追い求めた人生の幕が下りる頃、家康さんが紡いだ言葉たち『東照公御遺訓』。

この遺訓は、私にとって人生の道しるべみたいなもの。時に心を救われたり、時に自分を顧みるきっかけをもらったりしながら、いつも心に留めているもの。

今回は、その最初の一節。

”人の一生は重荷を負て遠き道を行くがごとし。急ぐべからず。”

天下統一を期待されていた祖父が暗殺された7年後、この世に生を受けた家康さん。

幼い頃から戦国時代の荒波に揉まれ、大切な家族や家臣を失いながら、長い時間をかけて確実に天下泰平の世を導いた。

数々の苦難を耐え忍んで志の実現にいたった背景があるからこそ、「急ぐべきではない。」という言葉が、深く心に沁みいる。

私自身を振り返ってみると、進学、就職、日常生活・・・長い間、自分が周りの世界から遅れがちであることに引け目を感じて、焦りながら生きてきた。

でも、焦らなくていいんだと、今は思う。家康さんのように、長い目を持って物事を見てみよう。

信長さんや秀吉さんの下の立場にいた家康さんが、生き残って次の時代の創始者となったように

17歳の時に自ら命を絶とうとした家康さんが、72年後に志を実現させたように

きっと、自分の夢を、人生を、良い方向へ導いていけると思うから。

P.S. 2023年、大河ドラマの主役決定おめでとうっ!!😃😃😃💗

コロナ禍で人と会う機会がなくなり、かといってオンラインで人に会うことも叶わない祖母。サポートいただく御心遣いは、彼女のような高齢の方の孤独をなくすために活かさせていただきます。