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心療内科受診4回目、復職後の心の状態は

9月7日に3回目の心療内科受診をしてから、早いもので約1か月が経ちました。そして、今日10月5日は、4回目の心療内科受診日でした。

今回受診の目的は、9月20日の復職後の心の状態を確認するというものです。

前回は、主治医の診断書による2か月間の自宅静養期間満了(9月12日)直前に、復職可能かを判断するための受診でした。

その時の診察で、主治医から予定通り9月12日以降復職可能との診断が下され、産業医、人事部との面談を経て人事異動の調整が行われました。

そして、9月20日に新しい部署への人事異動が発令となり、復職となりました。

現在の心の状態は、とても落ち着いています。

以下、今日の主治医と私のやりとりです。
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主治医:「最近はどうですか?」

わたし:「異動先の部署は職務環境が良く、担当することになった業務も、私のこれまでの技術職としての経験で十分対応できる内容のため、精神状態は安定しています。」

主治医:「それは良かったですね。(笑顔)今の状態は問題なさそうです。会社からは今後の事を何か言われていますか?」

わたし:「10月末まで残業禁止となっていて、そこで一旦産業医と面談を行うことになっています。その結果、支障が無ければ残業禁止が解除になる見込みです。」

主治医:「それでは、その時に会社からまた診断書の提出を要求されるかもしれないので、仮で11月頭に次の診察の予約を入れておきましょうね。」

わたし:「はい、お願いします。」
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今の担当業務は前々職の会社で多少取り扱ったことのある内容だったこともあり、上司や同僚に一から指導をしてもらわなくても、自分でどのような情報を探して、どう対応すればよいか、ある程度察しが付くものでした。

また、使用する書類や業務上のメールのやり取り、上司や同僚とのコミュニケーションが全て日本語である(前所属部署では上司が外国人で英語しか話せないため、資料作り、メール、会話の全てが毎日英語で行われていました。)ことが、こんなに精神的負担がなく、仕事がやりやすい、ということを改めて実感しました。

また、今の上司も私の配置転換の背景をよく理解していて、過大な要求をしないことや、人事部担当者からも時々私の具合を気遣ってコミュニケーションを取ってくれます。

私が適応障害になったことで、復職後こんなに配慮をしてもらえるとは予想していませんでした。

このように、周囲からも一定の配慮をしていただいていますが、それに加えて私自身でも適応障害が再発しないよう気を付けていることがあります。

以前の私だったらきっと、

「復職したのだから、ちゃんと自分の職位に見合った仕事をしなければ。」

「20年以上の社会人経験を持っているものとして、若い人達の模範になるような働き方をしなければならない。」

などと、どんどん自分を追い込んでいったことでしょう。

でも、今の私は違います

「上司から業務の指示があった内容だけを淡々とこなせばいい。」
「自分の首を絞めるような、余計な仕事を自ら買って出る必要はない。」
「自分の心身の健康が最優先!」

がんばらないこと!が今の私の目標です。(勿論、公言するものではなく、あくまで心の中で思っているだけのことですが。)

会社の経営層が、社員がこんな考えで仕事をしていると知ったら、

「こんなダメ社員にはさっさと辞めてもらいたい。」

と思うことでしょう。

ですが、私はこれまで、もう十分会社のために自分の健康を犠牲にしてきました。(身体については、もしかするともう元の健康だった状態に戻らないかもしれません。)

ですから、私にとっては、今度は会社から借りを返してもらう番なのです。

こんなことを言ってはいますが、人生全てにおいてやる気をなくしてしまっている訳ではありません。

今、会社生活の負荷を最大限まで上げないのは、これから自分らしい人生を歩むための、新しいシゴトの準備に十分な気力とエネルギーを残しておくためなのです。

その内、どのようなシゴトを作ろうと考えているかお話出来る時が来ると信じています。

ただ、今はまだその時ではないので、いずれそのタイミングが来たら触れてみたいと思います。

11月頭の5回目の受診が、”今回の”「適応障害」に関わる治療の最後になると思いますが、自分のシゴト作りが会社を卒業出来る段階まで出来上がってくるまでの間、再発しないように自分の意志を強く持ち続けたいと思います。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。


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