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黒船来航?

現在、《心理カウンセリング新潟》の立ち上げ作業しております。
ホームページを作成するため関係者と打ち合わせを続けている日々です。

話は変わるのですが、私は今オンラインで開業セミナーを継続的に受けています。そこでSNSについての話し合いをしました。

内容は「発信(アウトプット)」ということでもあったんですが、そんな話を聞いていた時にふと自分が初めてSNSを利用した時のことを思い出しました。

私が心理士として学んできたときは数十年前なので、インターネットが広まり出した頃だったんですけど、当時はネットの情報は根拠がないので参考にならないという風潮が強かったんです。リソースは本のみという時代だったように思います。そんな時代に教育を受けてきたから、心理士として学ぶ場は学会、研修会、勉強会、専門書という王道的な場所からだけで、SNSで発信しているものは邪であるという考えで過ごしていました(鎖国的な思考でした)。

でもプライベートではSNSを利用していましたし、楽しんでいましたよ。

そんな時にある研修会で出会った先生からSNSを利用しないのはおかしいと言われ、飲み会の場でもあったので、勢いに任せてX(旧ツイッター)、facebookに登録しました。酔いがさめた翌日には、自分のプライベートを世界中の人に見せてしまうのではというほど後悔があったんです。

それから少しずつフォローが増えてきていろんな情報が入ってきました。
その時は目から鱗というか、江戸末期の黒船を見た人の気持ちってこういうことなのかと思ったわけです。

つまり、今まで触れてきた心理士としての視点とは異なる考え方や意見が多く飛び交っていることに驚いたわけです。

もちろん最初は異文化言語のように何言ってんだろうという思いだったので、腹が立ったりと気分がよくなかった記憶があります。これは今までの考え方を守ろうという動きで抵抗でもあったんだと思います。

誰でも今まで築いてきたものを脅かされるのは嫌ですもんね。必死に抵抗していました。でも、少しずつ触れていく中でそういう考え方もあるのかなと思う自分もいたわけです。

すると抵抗よりも好奇心の方が強くなっていくんですよね。段々ともう少し知りたいなという気持ちになっていきます。

その後は、SNSに抵抗はなく、取り入れながら過ごしてきたわけですが、今日のセミナーの話を聞いていたら、そんなことを思い出したんですね。

そこで話したら、書きましょうと言われたので早速書いてみました。

初めて触れるもののインパクトってすごいなって思いますし、そこから自分の考えや思いを守ろうとする動き、それを少しずつ変えていく体験って大事なんだろうなって思ったんです。

そんなセミナーでした。




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