上手な話し方の極意
前回のnoteで『世界のエリートはなぜ「イスラエル」に注目するのか』の本を取り上げてみましたが、今回は『世界のエリートは人前で話す力をどう身につけるのか?』を読んだ感想をアウトプットしておこうと思います。
私は人前で話すのが心底苦手です。何かの集まりで自己紹介するときでさえも、それはもう心臓がばくばくして、冷や汗たらたらな感じ。私からしたら流暢に人前で自己紹介できる人たちが不思議でなりません。
さらに、数年前に30名ほどの前で、ある講座の講師を引き受けざるを得なくなり、時間をかけて話す準備をしていたにも関わらず、人前に立った瞬間、頭が真っ白。結局伝えたかったことの半分も言えずに終えてしまったという苦い経験もあります。
というように、常々話すことにコンプレックスを抱いていたので、タイトルに惹かれてこの本を手に取ってみました。
この本の著者は、数多くの人の前で話す機会はあったのに「なぜ、僕はこんなに話が下手なのだろう」と自責の念にかられることが多い毎日を過ごしていたそうです。
今になって思い返してみると、人前で話すのがいつまでたってもうまくならなかった原因としてこの3つを挙げられています。
①自分の言葉を使って話していなかった
②話す言葉に心が通っていなかった
③他人と比較して自分を卑下したり、自信を失っていた
原因が分かってきたうえで、上手に話す秘訣がだんだんと分かってきたそう。それが
上手な話し方の極意は、細かなテクニックではなくて、「話す姿勢」だと言われている内容に共感しました。
ところで、話し上手な人は、どのような分野であれ、新しい情報や興味深いエピソードを披露してくれますよね。
そのような話題を繰り出せるようになるには、やはり日々のニュースや、世界の面白いネタを吸収しつづける必要があると断言されています。
例えば、大前研一さんは1日に500本くらいの記事を読み、世界で起きている事象の中から興味をもったものをクリッピング。そこから70ぐらいの記事を選んでファイリングし、あらためて自分独自の文章に書き直すそうです。
こうすることによって、世界で今起こっていることについて、何を聞かれても意見をいうことができるというエピソードが語られています。
そこまでの膨大な量を読むのは無理でも、たくさんの情報をインプットして、そして自分の言葉でアウトプットし、表現力を高め、いろんな話を繰り出せる人間になりたいですね。
ここまで、読んで頂いて本当にありがとうございました♡
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