主体的に生きるためのコントロール思考と裁量権
個人的な話になりますが、何十年も変わらなかった会社の古い体制が大きな変革期を迎えようとしている今、このnoteを書いている余裕が本当はないほどに最近は仕事に追われる日々が続いています。
そんな中で「今、私、毎日を完全に仕事にコントロールされてしまっている」と感じてきたので、久しぶりにこの本を読みかえしてみました。
コントロールするって、「他人を自分の思い通り支配する人」というちょっとネガティブなイメージの言葉ですが、そうではなくて「自分も他人も大事にしつつ、時間やお金を効率的に使いながら自分のイメージ通りに物事をすすめる」という方法が書かれています。
たとえば「お金をコントロールする」という章では
お金があることで、人生の選択肢が増える、選択肢が広がるというのは本当にそうですよね。
そして、私の目下の悩みである仕事のコントロール方法について。
仕事をコントロールするうえでのポイントは裁量権です。仕事の内容や量、スピード感といったあらゆることを自分で選択できるかどうか。つまり、自ら裁量権を持って働けるかどうかということであると言い、そして「裁量権をいかに確保するか?」ということに言及しています。
たしかに、毎日の時間の多くのウエイトを占める仕事において裁量権が全くなく、上司から言われるままの仕事、「やらされ仕事」の場合だと、仕事に対するやりがいが感じられず、だんだん嫌になってしまいますよね。
ある程度自分の好きなように、裁量権を持って仕事ができれば、多少残業が続いても仕事に対する満足度は高くなっていくはずです。
そして、裁量権を確保していくための具体的な戦略が、
と書かれています。その裁量権を広げるために、上司が裁量権を持って担当していた仕事を一つずつ率先して巻き取る、その一つひとつを間違いなく実行し、信頼を積み上げ裁量権を徐々に広げていくことなどが挙げあれています。
そして、私が今直面しているような「仕事のコントロール権を失ってしまう場合」=「仕事をコントロールするのではなく仕事にコントロールされてしまう状態」については余裕率がないということが原因とし、
どんなに事前に緻密に計画を立てて仕事をしたとしても、思いも寄らない想定外の出来事は降りかかるもの、これを想定した余裕率を持たせておかないとあらゆることにコントロール権が失われていくという話はまさにそうと思いました。
この2割、3割のスラックを考えずに、仕事のスケジュールを設計していたから、仕事にコントロールされていたんだと納得!
「余裕率」を持って能動的に仕事をデザインしていきたいです。
ここまで、読んで頂いて本当にありがとうございました♡
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