N高・S高 池袋キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」…

N高・S高 池袋キャンパス プロジェクトN

2021年4-5月に実施したN高・S高の課題解決型学習「オプティカル・イリュージョン」プロジェクト。 多くの人の心にうったえるをテーマに、社会課題や身近な暮らしに関する公共広告画を錯視効果を使って制作しました。 ここでは生徒がまとめた記事を紹介します。

マガジン

最近の記事

ポイ捨て

ポイ捨ては色々な社会問題につながっている、ということを伝える広告です。作ったきっかけは、プロジェクトで社会問題を調べた時にポイ捨ての危険性を知ったことです。広告自体は安直になってしまい、至らぬ点があるかもしれませんが、海ごみや火災など、そう言ったポイ捨ての危険を知ってもらえればいいなと思います。 工夫した点 錯視と伝えたい内容をいかに繋げるか、その上でいかにわかりやすく伝えるか、というところを工夫したつもりです 制作した広告画像はこちら! ミュラーリヤー錯視というものを

    • 空き家問題が増え続けるこの社会を悲しむかもしれない話

      最近増え続けてる話題のアレです ニュースにも取り上げられてたし、きっと話題性があるはず!! ありますよね…? 増える原因を取り除いたりするのは無理でも、意識改善くらいは… 病は気からって言うし、意識改善は重要だよね!! ってな感じの経緯で作成しました! 工夫した点 目に入ったときにしつこくないように、”あえて”オブジェクトや色味を減らして、シンプルにしています。 決して面倒だったとかそういうことではないです。はい。 それ以外にも、オブジェと文字のサイズ感にも多少、気を使って

      • 再開発肯定一辺倒の社会への警鐘を鳴らす

        社会は再開発はいいことだと思う人が多いが、再開発によって生まれる負の面は注目されることがない。人の増加に伴うゴミの増加や駅の混雑、高層マンションの建設による景観の悪化などの負の面もしっかり見つめて欲しい 工夫した点 白い線の交点が黒く光る煌めき格子錯視効果を使い、黒く光るところを再開発の黒い部分、つまり負の面として表現した 制作した広告画像はこちら! 黒く光ってる部分を負の面として表した プロジェクトを終えて 今回人の目を引く錯視をどう広告に組み込むかが難しかった

        • 薬物乱用ダメ!ゼッタイ!薬物乱用防止広告

          薬物を乱用させないための錯視効果を使った広告です。 薬物乱用の文字の部分を目立たせるために錯視効果や派手な色を使いました。周りにダメ、ゼッタイという文字をたくさん置いてダメだということを強調しました。錯視は薬物を乱用した時に見る幻覚を見立てました。 工夫した点 なるべく動いて見える錯視を探しました。 制作した広告画像はこちら! この広告は薬物を乱用して幻覚が見えてしまっているというテーマの広告なのでこの広告を見た人には薬物を乱用しないでください。 プロジェクトを終えて

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        • 錯視広告プロジェクト
          17本
        • オンラインの遊び
          6本
        • オフラインの遊び
          9本

        記事

          車いすで段差を越える難しさについての啓発ポスター

          近年エレベーターなどの整備が進み負担が軽減したように見える車いす。 しかし街にはエレベーターや昇降機を設置するべきとは言えないような小さな段差が点在しています。 私はこれを隠れた大きな障壁ではないかと考え、啓発ポスターの題材としました。 工夫した点ツェルナー錯視という錯視を用い、なんとなく左右で線の間隔が広がっているように見えないかと考えました。 制作した広告画像はこちら! 車いすは車いす利用者でない私たちには感じないような小さな段差ですら簡単に越えられないということを

          車いすで段差を越える難しさについての啓発ポスター

          【錯視で考える】ひとのきもち

          学校や会社などのコミュニティで、人を頼れずに無理をしたり辛い思いをする人を気にかけてほしい!と思いこの広告を作成しました。 この広告を見た人が、相手の言っていることは本当なのかな?無理してないかな?自分も無理をしていないかな?と考えるきっかけになってほしいです。 意見をなかなか言えない人でも、意見を言える人が代弁して意見を伝えるなどして、みんながのびのびと活躍できるような社会になってほしいと思いました。 工夫した点 使う色の数を少なくして、錯視としてしっかり機能するように意

          言葉は強くて、弱い

          「いくつもの肯定する言葉より、一つの否定する言葉の方が心に残ってしまう。だからこそ発する言葉に気をつけよう。」というメッセージを錯視を使用して表現した広告です。これを見て、少しでもSNS上での誹謗中傷が減りますように。 工夫した点 GoodマークとBadマークの形の見え方の違いを、デルブーフ錯視というものを使用して表現しました。Badマークの方が大きく見えていたなら、嬉しいです!また、スマホの形は一から作っているので、ぜひそこにも注目してください。 制作した広告画像はこち

          同じ人間同士ですよね? いじめという身にならない行為楽しいですか?

          立場や振る舞いで生まれてしまう格差、でもよく考えればどちらも同じ人間。という思いを錯視効果で表現しました。 学校や職場でのいじめが無くなれ!という作者の気持ちを表しています。 工夫した点 いろいろな錯視効果を調べていたときに、いじめの本質をうまく表現できると気づいたため、この錯視効果に決めました。 制作した広告画像はこちら! タイトルは、いじめの加害者も被害者も同じ人間です。 同種族の争いは醜いぞという作者の思いを込めました。 プロジェクトを終えて ただ単にイラスト

          同じ人間同士ですよね? いじめという身にならない行為楽しいですか?

          STOP歩きスマホ 危ない!目の前に落とし穴が!!!

          歩きスマホというものは人とぶつかったりとなにかとトラブルの原因になりますよね 僕はそんな歩きスマホをしている人たちに歩きスマホの危険性を伝えるために落とし穴の錯視を利用して歩きスマホ防止広告を作りました。 工夫した点 デザインをシンプルで見た時に歩きスマホの危険性がぱっと見で伝わるように工夫しました。 スマホゲームを歩きながらやっていたら沼にハマっていて目の前の穴に気づかずに穴に落ちてしまう 制作した広告画像はこちら! 歩きスマホをしている時は画面に気を取られてしまい周

          STOP歩きスマホ 危ない!目の前に落とし穴が!!!

          本当に真実を見ていますか?(錯視)

          外国人労働者の扱いについて疑問に思い。真実を見て、知って欲しいと考えこの錯視広告を作りました。この広告を見て自分が見ているものに疑問を持ち、考え、その目で真実を捉えてください。 工夫した点 下の画像は真ん中を見続ける事により周りの文字が消えるようになっています。それにより何が真実なのか?表面だけしか見ていないのではないか?と疑問を持ってほしいと考えこの広告を作りました。 制作した広告画像はこちら! 真ん中を見続けてください。 「出典」 北岡明佳様の錯視のページ(htt

          本当に真実を見ていますか?(錯視)

          人も地球も灰になる

          タバコの煙には、肺がんを引き起こすほか、受動喫煙のリスクも高まります。また、タバコを吸うか吸わないかの違いで余命に影響する場合もあります。そんなタバコの危険性を表すためにオオウチ錯視という錯視を使用してタバコの危険性を表しました。 工夫した点 オオウチ錯視は真ん中の図形が立体的かつ動いて見えるという錯視です。これによりタバコは体に害をなし周りにも害をなすということを伝えようしました。 制作した広告画像はこちら! タバコの煙には、吸っている人も、その煙を吸ってしまった周り

          日本の現状 これからさらに加速する少子高齢化

          日本の現状に危機感を持って欲しいと思い印象に残りやすい強烈な錯視を背景に使いました.現在の少子高齢化をわかりやすく表すために高齢者でピラミッドを作り,その下に子供を入れさせて支えさせているという極端な配置にしました. 工夫した点 工夫した点は子供と高齢者の配置と強烈な錯視を背景に使って印象に残りやすくしました 制作した広告画像はこちら! 少子高齢化を表している プロジェクトを終えて 普段あまり考えないことを深く考えるいいきっかけになりました あまり考えない事の具体的な

          日本の現状 これからさらに加速する少子高齢化

          いじめの加害者にもカウンセリングを!

          いじめは被害者の心のサポートが多いですが、実は加害者側にも心のサポートが必要だと言われています。 いじめはしてはいけません。ですが、それをしてしまうほどの心の傷が加害者にあるのかも知れません。 そこで、加害者側の心の問題にも向き合うことが大事です。 工夫した点 指の影の部分です。 影のレイヤーを増やして一枚だけぼかし、リアル感というか、浮いているように見せたかったです。 できていますかね? 制作した広告画像はこちら! 黒い指が目に見える、いわゆる被害者目線というか主に見

          いじめの加害者にもカウンセリングを!

          この記事を読んでくださっているあなた! 歩きながら読んでいませんか?

          私はながら歩きがなくなって欲しいと思い、今回の広告を作りました。 私事ながらとある鉄道会社でアルバイトをしているのですが、ホームドアが諸事情で付けられない駅でして、ながら歩きをしているお客様がスマホを線路に落とされてしまったり、電車に肩がぶつかって5m程吹き飛ばされるといった光景を目にしてきました。しかし、事故に遭われたお客様も悲しい思いをしますが悲しむのは当人だけではなく、ご家族やそれを目にしてしまった方もトラウマになってしまうのです。 ですから今この記事を読んでくださった

          この記事を読んでくださっているあなた! 歩きながら読んでいませんか?

          子育てしやすい社会を

          お年寄り優先の社会から子供、その親も生活しやすい社会にして行って欲しいていう願いを広告として作成しました 2020年の総務省の推計によれば、65歳以上の高齢者人口は3617万人で、人口の28.7%と過去最高を更新 2020年の厚生労働省が発表した出生数は87万2,683人で過去最低 厚生労働省が発表した2020年の保育所の待機児童数は前年比4,333人減の1万2,439人となり、過去最少を更新 待機児童数が減っているのはいい事だけど、出生率がどんどん減っていっているから減って

          ソ ー シ ャ ル デ ィ ス タ ン ス

          人との距離は離れていても、心の距離は離れていないよ、と言うことを伝えています。 工夫した点 図形と画像の配置にこだわりました。 また、輪になっている人たちのイラストを使って、世界の人々を表しています。 制作した広告画像はこちら! 人との距離は離れていても、その人との心の距離は離れていない。 プロジェクトを終えて 初めての木曜プロNで、大変だと思うところもありましたが、思いつくと作業がサクサク進んでいって、作っていて楽しかったです。

          ソ ー シ ャ ル デ ィ ス タ ン ス