“座って”話しを聞くことを重要性
セラピストとして、できることなら話しをする前から「この人なら話しを聞いてもらえるかも」と思ってもらいたいものです。
これも一種の非言語的コミュニケーションなのかと思っています。
特別な技術を使っているわけではありませんが、
座って話しを聞くこと
話す位置取り
は意識して行っています。
それを実感するエピソードがあります。
それは、患者さんを交えて、ご自宅での生活について話し合いを行った後のことです。
これは、話し合いの後に患者さんから出た言葉です。
この前みんなで話し合いをしたでしょう。
私がベッドにいて、皆さんは立ってたけど、何か”上”から言われてるようでいい気分はしなかったわ。
でも、あなただけが座って話しをしてくれましたね。
だからあなたには色々と話せるの。
複数人では話し合いでは、短時間で,効率的に,正論での話しになりがちです。
それは、患者さんにとって大きく威圧的な印象を与えることもあります。
だからこそ、座ってリラックスして話しを聞きたいのです。
短時間の話しでも、座って話すことで相手に与える印象は違うでしょう。
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