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こんにちは。ぺころすです。映画と、コーヒーが好きです。ほのぼの感じたことをつらつらと書…

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こんにちは。ぺころすです。映画と、コーヒーが好きです。ほのぼの感じたことをつらつらと書いて行きたいと思います。よろしくお願いします。

最近の記事

「Coda あいのうた」鑑賞レビュー(リトルダンサー好きな人は必見)

あらすじ  豊かな自然に恵まれた海の町で暮らす高校生のルビーは、両親と兄の4人家族の中で一人だけ耳が聴こえる。陽気で優しい家族のために、ルビーは幼い頃から“通訳”となり、家業の漁業も毎日欠かさず手伝っていた。新学期、秘かに憧れるクラスメイトのマイルズと同じ合唱クラブを選択するルビー。すると、顧問の先生がルビーの歌の才能に気づき、都会の名門音楽大学の受験を強く勧める。だが、ルビーの歌声が聞こえない両親は娘の才能を信じられず、家業の方が大事だと大反対。悩んだルビーは夢よりも家族

    • 映画レビュー「偶然と想像」(濱口竜介監督)-遠心力と吸引力のバランス-

      こんばんは。 今日もレビューしていきます。 今回の作品は、こちら。「偶然と想像」。 先日、「ドライブマイカー」が、日本映画史上初、アカデミー賞作品賞にノミネートされた、濱口竜介監督の作品です。 早速、感想を以下に述べていきます。 (ネタバレありです) 個人的に、この映画の魅力は、3点あると思っています。 「遠心力と吸引力のバランス」 「ミニマルな構成と視点の発展性」 「映画、表現の可能性」 こいつ、何言ってんだ!?って思われるかもしれませんが、「どういうことか」

      • 「アナザーラウンド」を見て、真理について考えた。

        【あらすじ】  第93回アカデミー賞®国際長編映画賞を受賞し世界中で映画賞を総なめにしている本作。主演は『ファンタスティック・ビースト3』『インディ・ジョーンズ5』への出演も決まった北欧の至宝マッツ・ミケルセン。名匠トマス・ヴィンターベアとは『偽りなき者』に続き二度目のタッグ。 マッツ演じる冴えない高校教師とその同僚3人は、ノルウェー人哲学者の理論を証明するため、仕事中にある一定量の酒を飲み、常に酔った状態を保つというとんでもない実験に取り組む。すると、これまで惰性でや

        • コーヒーと水の硬度。

          今日は、3種類の水を使って、コーヒーをハンドドリップしました。 ○使用器具  ・ケトル Karita  ・ドリッパー Karita ウェーブドリッパー  ・豆 ケニア ○各種条件  ・湯温 90度  ・抽出時間 約3分  ・湯量 200ml  ・粉量 14g 使った水は、以下の3種類です。 これらは、硬度が違います!左から、 エビアン 304 mg/L いろはす 27 mg/L 富士山麓四季の水 71 mg/L これらの水を用いて、ハンド

        「Coda あいのうた」鑑賞レビュー(リトルダンサー好きな人は必見)

          日々の変化を嗜む。

          私は、ほぼ毎日コーヒーを飲みます。 コーヒーは、同じ豆でも淹れ方で、味がとても変化します。 日日是好日。 その日その日で、味の変化を味わうことができます。 私は、 Karitaのケトル、Karitaのウェーブドリッパーを使っています。 ウェーブドリッパーは、抽出スピードが安定していて、誰でも簡単に美味しいコーヒーを淹れることができます。 私は、お湯 200 mlに対して、 豆14gを基本としています。 ただこれは目安で、少し濃い味を作りたいときは、豆の量を多く

          日々の変化を嗜む。

          「2020年映画ベスト10」 1位は、劇場未公開!公開されたらぜひ劇場へ!!

          今年は、コロナの影響もあって、劇場で映画を40本弱しか見ることができませんでした。(去年は、劇場80本) 今年は、ベスト10決めるか迷ったけど、まぁ毎年やっているルーティーンみたいなものなので、一応まとめてみました。 それでは、発表します。 1位 アップル(監督:クリストス・ニク 東京国際映画祭 東京プレミア作品) 2位 僕の好きな女の子(監督:玉田真也) 3位 パラサイト 半地下の家族(監督:ポン・ジュノ) 4位 TENET (監督:クリストファー・ノーラン)

          「2020年映画ベスト10」 1位は、劇場未公開!公開されたらぜひ劇場へ!!

          「TENET」 半端ない!

          TENET見てきました! ノーランの作品を見るとくは必ず、IMAX!! ということで、少し遠出をして見てきましたよ! ノーランの作品は、もともと大好きで、 メメント、インセプション、インターステラーと、 「時間」をテーマに扱った作品が多いです。 今回も、言わずもがな、時間をテーマに扱っています。 また、ノーラン作品は、個人的に、「ダークナイト」(私のベストムービーの一つ)などのバットマンシリーズにもあるように、「善と悪」について、非常に真摯に向き合っていると

          「TENET」 半端ない!

          「はちどり」を観て

          はちどり、見てきました。 ネタバレ含まない感想を言います。 なんと言っても、 「視線」の映画。これにつきます。 主人公、ウニの視線がとても印象的で、最後のワンカットも余韻の残るショット。 さて、彼女は、その眼でこれからどのように世界を捉えて行き、自分で生きて行くのか、、、そんな深い余韻を感じさせてくれる傑作でした。 誰も自分のことをわかってくれないと思う思春期の中で、ちょっと大人っぽくて、不思議で見とれてしまうような先生っていますよね。私にもいました。 それ

          「はちどり」を観て

          パラサイト 半地下の家族を見てきた。

          2020年、記念すべき1本目!!「パラサイト 半地下の家族」 ポンジュノ監督の最新作で、カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品ということもあり、注目していた本作。 めーちゃめちゃ面白かったです!!パンフレットも買いました。(写真) 誰が見ても純粋に面白いと言えるエンタメ作品となっています。 前半部は、コメディタッチで描かれていて、どこか笑いながら見ていましたが、ある瞬間、あの場面から、一瞬で物語が一変して結末まで向かっていきます。 色々な側面を持ちながら話が展開し

          パラサイト 半地下の家族を見てきた。