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それでも明日が来るのがつらいときに。

 明日が来るのが、嫌だ。そんな日はありませんか。そういう日は、明日に対して、つらいことを感じさせる出来事をたくさん予測しているのかもしれません。少しでも、楽しいこと、嬉しいと感じるような出来事を予測することを意識すると、少し気持ちが楽になるかもしれません。が、それだけでは、とても効果はない。そんなことは考えられない。それくらいつらい日が続いている場合もあるかもしれません。そんなときには、1日1つだけ。水を飲む。など、どんな小さなことでも良いので、これだけやれば、1日の目標達成。と思えることを目標にしましょう。そして、つらいことから避難すること、休むこと。その2つを大切にしましょう。そうした話を今回は、流れに沿って、書いていきます。

旅行前が楽しい理由、そうでない理由

 親しい人たちと明日、旅行に行くとします。大抵は、明日が楽しみではないでしょうか。それは、楽しい出来事、嬉しい出来事が容易に想像できるからです。しかし、明日は、天候が悪く、景色が悪いかもしれない。一緒に旅行に行く人と、すぐに喧嘩をしてしまい気まずい旅行になるかもしれない。途中で、財布を失くしてしまい、旅行どころではなくなるかもしれない。そのとき、食べた食べ物が体に合わず、体調が悪くなるかもしれない。などと、つらくなる、苦しくなるような出来事ばかりを想像してみると、不思議と、行く気がなくなってきてしまいます。

つらいことに目を向けやすいからこそ。

 普段から、つらいことや苦しいことに目を向けるのは、事前にその対策を打てる点では、有用な考え方なのですが、明日への希望を失うくらいに、目を向けてしまうのは、かえって、有害な考え方になってしまいます。そこは、意識的に、楽しいこと、嬉しいことに目を向ける必要があります。先程の、旅行の例であっても、実際に、悪いことは起こるときは起こりますし、それでも意外に楽しかったりもしますし、良いことばかり怒るかもしれません。そこに行く前に、多量につらいことを予測しすぎていけなくなってしまうのは、もったいないです。楽しいこと、嬉しいことに目を向けて、少しでも、心を楽に、明日を迎えられるようにしたいものです。

それでも明日が来るのがつらいときに。

 それでも、明日が来るのがつらい。ここのところ毎日そうだ。そんな場合もあるかもしれません。とてもつらい状況だと、物事を考えるだけでも、つらいことでしょう。何も考えられないかもしれません。そんなときは、何か1つだけ、それだけを達成できれば、OKとしましょう。他人が、10個こなしていようが、100個こなしていようが、明日の自分は、1個でいいのです。どのように1日を生きようが、1日を立派に生きた点では、他と変わりません。本当は、10個こなしたい。100個こなしたい。そう思うかもしれません。しかし、それは、元気になってから、明日が来るのが楽しみになってから、こなせばよいのです。休むことが、残りの9個、99個の役割と思えば良いのです。楽しいこと、嬉しいことに目を向けようとしても、効果がない場合は、その毎日のつらいこと、苦しいことを和らげるため、まずは、自分のやることを1個にしぼることが大切です。

明日に希望を持てる場所まで避難して、休もう。

 また、つらいこと、苦しいことから、避難することも必要です。いくら休みたくても、危険が迫っていたり、危険の源にいつまでもいては、休まりません。避難することは、逃げることであり、みっともないことと思うかもしれませんが、避難することが、休むことと同じくらい大切であり、賢い行動なのです。危険が迫っているのに、みっともないといって動かない人がいたら、きっと叫んででもその人を避難するように、説得するでしょう。それくらい、避難することを重要視しましょう。

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