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『Without You』from Avicii

朝晩の冷気がそうするかのように、
街頭の樹木が色付き始め、
街のカラーがすっかり秋めいていた。

日本の3000m級の山頂付近だったら、
10月初旬には雪が舞う。

ゆっくり、そして刻一刻と、
冬へと向かっているのを感じていた。


2018年の10月も終わる頃。
ハロウィンが終わったら、
もうクリスマスの準備が始まるんだろうな。
そんなことを考えていた。

毎年、あの場所には見上げる高さの
クリスマスツリーが飾られる。
その前を通るたびに、
嗚呼、冬が来るんだなぁとしみじみ思う。


2018年10月27日。
さいたまスーパーアリーナに居た。

“KIDS IN LOVE TOUR”

アーティストKygoのライブだった。

なんだろうな、、
音楽に合わせて勝手に体が踊り出すという感覚は、なかなか自分の日常生活では味わえない。 自分は本当にKygoの曲が好きなんだ、
音楽が好きなんだと、
改めて思ったひとときだった。

Kygoの曲の中で『Stargazing』という曲が特に好きで、本当に感動した。

スマホのライトで、
さいたまスーパーアリーナに
光の花が咲いた。

きれいだった、とても。

目に入る光景も、耳に残る曲も、
心に沁みた。

『Stargazing』を聴きながら
奇跡ってあるのかな、ってちょっと思った。

人と人は、音楽で繋がることができる。

Aviciiの『Without You』が流れた瞬間、
泣きそうになった。
Aviciiの魂を感じた。生音ってスゴイ。
そこにAviciiがいるようだった。

元々映画や海外アーティストの曲が好きで
Aviciiの曲はKygoのそれと一緒で、
全部聴いている。それくらい好きだ。

きっと誰しも存在する
『Without You』(あなたなしで)は困る人
結婚すれば相方であり、
小さな子供にとっては親であり、
歳をとれば子供を頼りにする。


仕事や趣味、人や音楽との縁が本物なら、
きっと、変わることのない何かで繋がり続けていくのだと、そんなことを思った秋の出逢いだった。


2020年9月SUPER SONICでKygo来日予定。
その頃世界は、日本はどうなっているのか。

どうか、世界のどこにいても、
無事でいてほしい。


Thank you for coming to Japan,
and I love your music always will be.
I was moved by your music!!


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