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Finnlife

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Finlandで暮らしてみたい。 ただその思いだけでヘルシンキで学生やってみた頃の記憶を辿ってみました。
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01 念願のフィンランドへ

01 念願のフィンランドへ

フィンランドで生活してみたい。

約10年程前に念願のフィンランドへ語学留学をした時の話をたま〜に書いていきます。10年一昔。なので、現在とは変わっていることもたくさんあると思いますが、そのあたりは大目にあたたかい目で読んでください。

仕事は?費用は?どうしよう...

はじめの一歩が出せないでもがき苦しんでる方や、大変な日々を過ごしている方には一緒に旅してる✈️気分になってもらえると嬉しいで

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14 フィンランド・デザインについて(Vol.2)

14 フィンランド・デザインについて(Vol.2)

久々も久々更新がすっかり遅くなり、年を越してしまいました。。

先日(2月3日)は、フィンランドを代表する建築家、都市計画化、デザイナーのアルヴァ・アアルト氏*(以降、アアルト)(Alvar Aalto : 1898-1976)の誕生日でした。
私がフィンランドに旅する目的の一つにアアルトの建築物を見るというのがあります。(建築関係の仕事をしている訳ではなく、ただの趣味です)
民家、教会、病院、図

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13 Juhannus(ユハンヌス)- 夏至祭 -

13 Juhannus(ユハンヌス)- 夏至祭 -

今年は6月21日が夏至です。
1年でいちばん昼間が長い日。
日本では、一部の地域を除いては夏至だから特別何かをするということはありませんが、北欧などでは太陽の生命力を得るためのお祭り「夏至祭」が行われます。
今回は、フィンランドの「夏至祭」について書いてみたいと思います。

1. 夏至の日の過ごし方フィンランドでは夏至の日は祝日です。前後の日も休みにして連休だった思います。(記憶があやふや。。)

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12 授業があるとき~(平日の過ごし方)

12 授業があるとき~(平日の過ごし方)

今回は、平日の1日の過ごし方を書いてみたいと思います。

(7:00) 起床~身支度朝は、部屋の窓の外に小鳥が来るのでその鳴き声で目が覚めます。(物語にあるシーンのようですが本当にそうなんです!)
日本でよく見る、スズメ、鳩やカラスではなく、野鳥なのかとてもいい声で鳴いてくれます。

フィンランドでは人それぞれお気に入りの鳥がいるらしく、イッタラ(Iittala)ではガラス製の鳥の置物がたくさん販

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11 フィンランド・デザインについて(Vol.1)

11 フィンランド・デザインについて(Vol.1)

ざっくりフィンランド・デザインってよく耳にするけど、どういうデザインなのかな?

■ フィンランド・デザインとは私が思い浮かぶのは建築家『アルヴァ・アアルト』(1898-1976)氏です。
建築物だけでなく家具、照明、食器やテキスタイルなどいろいろなもののデザインをされています。彼のデザインは本当に生活が豊かになるものばかりです。
世田谷美術館で2021.03.20 - 06.20(2021.4.

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10 新しい生活

10 新しい生活

早いもので『もういくつ寝ると4月🌸』という事で1年の1/4が過ぎてしまいました。
そして4月から進学、就職そして転勤といった新しい生活が始まる方もいらっしゃるかと思います。慣れるまで大変な事もあるかもしれませんが、萎縮し過ぎないように自分らしさを忘れずに楽しんで行きましょう!

では、前回(09 ユースホステル、シェアハウス。それとも、、、さぁ、どうする。)からの続きになる、わたしの新しい生活(

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09 ユースホステル、シェアハウス。それとも、、、さぁ、どうする。

09 ユースホステル、シェアハウス。それとも、、、さぁ、どうする。

4ヶ月ぶりの更新なので(番外編を2記事はさみつつ、、)どこまで書いてたか自分でも忘れていて過去の記事を見返してしまいました。。

学校の寮に入れるまでの2週間をユースホステルの相部屋で過ごす予定でしたが、ここでは、勉強道具どころか、生活道具も広げるスペースがないなぁ・・・毎日ルームメートが変わるのも面倒だなぁ。。と思いながら、とりあえず学校の事務局へ授業料を支払いに行くことにしました。

学校がど

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番外編 サンタクロース村

番外編 サンタクロース村

🎄✨Merry Christmas✨🎄 

フィンランド🇫🇮ヘルシンキから約830km北上したラップランド(北極圏)にあるロヴァニエミという街の近くにサンタクロース村があります。

季節外れの初夏7月ですが行った時の話です。
ヘルシンキからは3つの交通手段があります。

・寝台列車「サンタクロース エクスプレス」(約12時間)🚞
・長距離バス(約11時間)🚌
・飛行機(約1時間15分)

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番外編 シベリウスの誕生日

番外編 シベリウスの誕生日

12月8日はフィンランドの偉大な作曲家ジャン・シベリウスの誕生日でした。

ロシアとの戦争中に書かれた交響詩「フィンランディア」は難しい事はよくわかりませんが聴くとあぁフィンランドっぽい曲だなぁと感じます。戦争中ロシアの抑圧からフィンランドの独立へ向かっていくフィンランド人の魂を感じます。

少し日にちが過ぎてしまいましたが、シベリウスのモニュメントの写真を少々。

トラムを降りて駅から公園?の中

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08 ヘルシンキ到着

08 ヘルシンキ到着

ついに、フィンランドのヘルシンキへ到着しました。
とりあえず仮住まいとなるユースホステル(別の大学のアパートですが夏の間だけユースホステルとして開放していました)へ向かいチェックインをし町を散歩して地図を頭に入れることにしました。

町の中心には大きな公園(エスプラナーディ公園)があります。
デパートやお店が近くにたくさんあり、海もすぐそばにあります。このあたりがヘルシンキで一番人がたくさんいるの

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07 Moi!

07 Moi!

さぁ、約2ヶ月間という限定された期間ですがフィンランド出発の日がやってきました。

出発前日まで最後の勤務をして、送別会してもらって、帰宅後は夜なべして荷造りし(約9時間のフライトで十分寝る時間はあるから笑)、翌日の早朝に家を出発しました。

冷蔵庫の中とゴミ箱はきれいに空にしておくのだけは忘れないように💯

不安よりも楽しみしかない。(今思えば我ながらすごい🤣)
念願のフィンランドでの生活�

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06 ようやく

06 ようやく

HOAS で部屋を探してみたものの一人暮らし用のアパートはやはり高額になってしまうし、ホストファミリーらしきものも見あたらない。探し続けていくうちに、学校があるヘルシンキ中心地からは離れてしまうが、同じ学校の別キャンパスがあるヴィーッキ(Viikki)という場所に寮?アパート?らしきものがあるのを見つけた。
早速申し込んで見たところ、入居希望日の2週間後からであれば空室が出るということで、数種類あ

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05 住まい探し

05 住まい探し

某大学のフィンランド語クラスへの入学許可がもらえたので住まいを探すことに。
HOAS(ヘルシンキ地域の学生向けアパートの財団で学生向けアパートを運営)に登録し探し始めてみたものの、北欧は物価が高く(消費税も当時で20%超えてました)家賃をみて途方に暮れることに。。
どうなることやら・・・

番外編 フィンランドの風景

番外編 フィンランドの風景

フィンランドの風景といえば、何を思い浮かべますか?
森、湖、雪、オーロラ。そう自然がとても美しいのです。
フィンランド人にどの季節が好き?と聞くとほぼ全員が秋と答えました。実際に行くまではフィンランドの秋?と思っていましたが、自然が多いからこそ紅葉が綺麗なんですね。