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#StandWithUkraine

遙かなるウクライナ

遙かなるウクライナ

つい1週間ほど前のこと。
Twitterで、研究者の方達がキーフに少し平穏が戻りつつあるのを喜んだり、美味しいレストラン情報をやり取りしているのを見て、少し和んだ。
写真で見るとウクライナのお料理はとても美味しそうで、この争いが終わって平和が訪れたら行ってみたいと思った。

・・・と思っていたら、急転直下というかさもありなんというか。
その直後にブチャやその他の都市で、撤退したロシア軍が民間人を虐

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研究者は戦争を止められないのか

研究者は戦争を止められないのか

ロシア研究者の廣瀬陽子氏による文章を読んだ。
今回のロシアによるウクライナへの軍事侵攻を受け、その直前までそんなことは起こらないと思っていたこと、長年にわたる研究は戦争を防げなかったことに非常に重く受け止めていた。

「紛争勃発前夜まで、私は「侵攻はない」と自信を持って主張していたのだ。しかし、侵攻は起きてしまった。その時、「私が知っている」ロシアは消滅し、私が構築してきた議論も崩壊した。自分の長

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ゼレンスキー大統領の演説に思う

ゼレンスキー大統領の演説に思う

今日、18時からウクライナと日本の国会をオンラインで結び、ゼレンスキー大統領の演説があった。
仕事の都合で残念ながらリアルタイムでは聴くことができなかったが、報道番組でその一部を観たのと、全文翻訳したものを読んだ。ウクラインフォルム(ウクライナの国営通信社)日本語版より。

以前から話題になっているが、ゼレンスキー大統領のスピーチライターは非常に優秀だと思う。イギリスではチャーチルの演説になぞらえ

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ラケットを銃に持ち替えて。。

ラケットを銃に持ち替えて。。

今シーズンの全豪オープンを最後に引退したウクライナのテニス選手、セルジー・スタホフスキー氏。
かつて、グランドスラムであのロジャー・フェデラーを破ったこともあるという彼は、休暇中のドバイでロシアが母国に軍事侵攻したことを知り、家族をハンガリーへ避難させて自身はウクライナへ向かったそうだ。

彼は今、軍服を着てテニスラケットの代わりに銃を持っている。
妻は反対したというが、祖父が眠り、自分が生まれた

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今は21世紀だよ

今は21世紀だよ

そう確かめたくなることが続く。
ウクライナから車で避難していく人が、「こんなの戦争じゃない、戦争は軍人同士が戦うものでしょう?」と泣いていた。胸をえぐられる。
残念ながら、戦争でいちばん犠牲になるのはいつの時代も市井の人々なのだ。軍人なら、覚悟もあるのだろうけれど。
住民避難のために開かれたはずの人道回廊は機能せず、あろうことか集まった人々にロシアから爆撃が行われ、そもそも回廊はロシアへ通じている

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気持ちばかりですが、在日ウクライナ大使館へ寄付しました。
1日も早くこの軍事侵攻が終わり、ウクライナ🇺🇦の人々に普通の生活が戻ることを強く願います🙏
#STOPWAR #standwithUkraine