【睡眠不足が腸内細菌に悪影響】世界初 睡眠不足が腸内細菌叢を荒らすメカニズムを発見したぞ

睡眠が大事だと時々書いているけれど、自分も細菌は睡眠時間を減らした毎日を送っている。というのも、最近始まった、ゲームのイベントを攻略しているので、眠らない日々が続いているため。

なので、仮眠を取ってなんとか補ってはいるけれども、時々眠気が襲ってくるので、あまり補い切れていないんだろう。

日本人は世界から見ても睡眠時間が少ない割合のようで、残業を当然のように行っている企業もまだたくさんあるんだろう。あと、頑張る人も結構多いと思う。

明日の仕事も考えずにがっつりと眠りたい。そういう願いは割と多いのではないか。これは主観だけれど、睡眠時間が少ない人ほど、あまり健康的に見えない人が多い。


北海道大学大学院先端生命科学研究院の研究グループは、腸管自然免疫の作用因子である抗菌ペプチドαディフェンシンが巣見ん時間の短い人ほど低いことを示し、そのことが睡眠不足の置ける腸内細菌層の破綻と免疫系の機能に重要な菌代謝産物である酢酸や酪酸などの短鎖脂肪酸の低下に関与することを初めて明らかにした。

睡眠は身体的および精神的疲労の回復、成長、免疫機能の維持や記憶の定着など様々な生理機能の制御を介して個体の生命維持に直結している。つまり、睡眠不足は心血管疾患や脳血管障害、がん、糖尿病、うつ病や認知症などの多くの疾患リスクとなることがわかっている。
近年、睡眠不足が様々な疾患との関係が知られている腸内細菌層の破綻を誘導することがわかっていたが、そのメカニズムはこれまで不明であった。

そこで、研究グループは北海道寿都町に居住する人を対象とし、地域コホート研究に参加した。消化器病の治療を受けていない35名の健常者の睡眠記録および提供を受けた便を用いて、睡眠がαディフェンシン分泌量、腸内細菌叢およびその代謝物の関連を詳細に解析した。

その成果は、睡眠不足と腸におけるαディフェンシン分泌量の低下の関係を示すとともに、短眠が腸内細菌叢の組成および機能的な異常を関与することを明らかにして、脳腸創刊における「睡眠-αディフェンシン-腸内細菌叢」という新たな視点を提示した。中高年者を対象とした研究で、睡眠時間が短いほどαディフェンシン分泌量が低いことを明らかにするとともに、睡眠不足が腸内細菌叢の破綻および短鎖脂肪酸の低下と相関があることを示した。

睡眠はやっぱり大事。眠らない自慢をしていたという手塚治虫先生や石ノ森章太郎先生は60代で病気で亡くなってしまい、睡眠が大事だと自分は10時間は寝ると言っていた水木しげる先生は93歳で転んで頭を打ったのが原因だった。

やっぱり睡眠は大事、お金もかからないし。どうしても、睡眠時間を削っている人は腸活で補えればいいけれど。でも、これもちょっと時間かかるんですよね。

#日本の研究 #世界初

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