老化防止の薬が治験をはじめているらしい

老化にあらがうのは人間の大きな欲求というもの。病と老いと寿命を克服したい人類最大の悲願。

老化というのはその種に刻まれたプログラムのようなもので、種が繁栄するための最適解であろう衰えの時期が用意されている。

今のところヒトの老化が始まるのは30台後半から40台あたりが平均的だろうか。

私たちはすでに寿命が尽きていたかもしれないという衝撃の研究もある。

その昔、超常現象を集めた本があって、少女が一夜にして白髪に染まった老女になったという話を思い出す。結局、本だけの話なので情報の元はわからない。でも、あったのかもしれない。

一夜にして、歳をとっていたというのは自分がそうなったらと思うとちょっと怖くて、寝るのもためらってしまう。

アメリカ特殊部隊通称SOCOMが老化やケガの退行生の影響を抑制する、または軽減する可能性のある錠剤の臨床試験に移行する予定。一言で言うと老化防止薬を兵隊に試験する。

老化が防止できれば、深刻なケガのリスクも軽減できるし、熟練の兵士を長く使役できる。

真面目な話、軍隊とは暴力装置な訳だけど、軍人とはいえ無理をして、働かせていくというのも抵抗を感じる。これが傭兵だったら、個人の話し出し使うのも自分の選択なのだけれど。

老化する兵士というとメタルギアソリッドのスネークは遺伝子をいじられているので、兵士として優れている反面、老化が普通のヒトよりも倍速かった。スネークは自分の人生を全うしただろう、ただ、アンチエイジングができるというなら多分手を伸ばしただろうけれど。

これは軍事技術としているので、実例に基づけば、いずれは民間の手に渡ってきっと自分たちにも使えるようになるだろう。「年齢相応」の定義の幅が大きく広がっていくかもしれないな。



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