【火星のクレーターは湖だった】かつての湖にはたくさんの有機物が見つかったぞ

今回は久しぶりの宇宙もの。火星の調査のニュースはいくつかあげていたけれども、パーセビアランスの活躍を追いかけている記事をいくつか書いていた。

記事を書くたびにPerseveranceの日本語読みが表記揺れしているのはご容赦願いたい。同じタイミングで中国の調査機も到着しているのだけれど、ニュースに載ってこないので、婿は極秘裏に調査をしている模様。こういう未開のデータは交換した方がお互い合理的だと思うけれども、向こうは公開したくないのだろうか。それとも、こちらがちゃんと調べてないからなのか。

火星の移住計画もあるけれども、実現するのは何年後になるやら。その前に成長著しい中国が先に行ってしまいそうな懸念もある。


2021年2月にNASAのパーセビアランスが着陸して火星208日間のデータから、ジェゼロ・クレーターに関する情報が得られた。

このクレーターは古代の湖だと考えられていたけれど、最新の研究でそれがハッキリと確認することが出来た。
この湖だった場所には有機分子が豊富に含まれていたことが分析で明らかになり、火星の古代生命を探す上で興味深い発見になった。

ジェゼロ・クレーターは起動画像から推測したとおりの場所だった様で、約35億年前には湖だったという。30億年魔に火星に水があったと言うことは、地球で生命が進化した頃と同じ時期になる。

このクレーターから採取したカンラン石を含む岩石の中に特定の有機化合物の蛍光を検出することが出来た。このサンプルは地球に持ち帰る「マーズ・サンプル・リターン・ミッション」によって、さらに研究される見通し。

火星と地球でなにがこの二つをわけたのか。何らかのきっかけで生命を得られなかった火星の物語。考えることが出来る人類はこうして兄弟の様な星に道を違えてしまったことに同情をすることが出来る。もしかしたら、火星にも生命が現れていたら、今頃は活発な交流がなされている世界が存在していたかもしれない。


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