【大規模調査】死亡リスクが最も低い運動時間を調査したぞ

運動すると死亡リスクが減るので、運動はなるべくしておきたい。運動はしておけという世間の認知が少しずつ広まっている感覚はある。

昔の感覚は、運動はしようという気持ちはあったのだけれど、【運動はしておこう】なので、あくまで最低限のタスク処理という認識だった。なので、運動をすることによりメリットをあまり感じていなかったと言うこと。

運動することで健康への基礎建築をしているようなものだと捉えていて、目立ってすぐには変わらないけれど、一度崩した時に立て直せる力の強さが健康であると思っている。

しかし、これは亀の歩みに近いもので、今までやってきたことは積み重なっているのだろうけれど、激しすぎて身体を壊してないだろうか、もしくはたりなくて、あまり積み上がってないのではないかという不安もたまに浮かんでくるもので。


アメリカ、ハーバード大学のドン・フーン・リー氏は30年分のデータを使って、どれくらい運動すれば、健康に長生きできるのかを調査した。

30年間の追跡期間にわたる10万人以上の参加者の分析で、現在推奨されている中程度、もしくは活発な身体活動をしている成人から、推奨されている運動量の2-4倍の中程度の運動を行っている人の死亡リスクは26-31%低下、活発な運動を行っている人では死亡リスクが23-23%低下だった。

中程度の運動は週に300から600分(一日に42分から85分)、活発な運動なら週に150から300分(一日に21分から42分)。効率を考えるなら、はげしい運動をする方がよいみたい。

中程度の運動に入るものとして、ウォーキング、軽い運動、ウェイトリフティング、ストレッチ。活発な運動はジョギング、ランニング、水泳、自転車、エアロビクスなどが入っている。

過去の研究では、マラソンやトライアスロン、長距離自転車レースなどのはげしい持久力を求められる運動を長く続けていると、心筋繊維化や冠動脈石灰化などの循環器系による突然死のリスクが高まるとされているけれど、

今回の追跡調査を行ったものには、そういうケースは見つからなかったという。

まあ、激しすぎる運動は身体を壊すだけだから。

歳をとっても、少しずつ続けていけば、きっと取り戻せるだろう。最近は動ける高齢者も見かけるようになったしね。

ところで、昨今の健康寿命は延びているのかな。健康寿命のガイドラインってあったっけ。


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