【脳血管にマイクロロボットが治療】ミクロスケールの治療ロボットを開発したぞ

昔、口から飲む胃カメラというものをテレビで見てて、その胃カメラはずっとストロボを炊き続けてシャッターを切っている。従来のカプセルよりもちょっと大きいくらいなんだけれど、これを飲み込んで食道から直腸までシャッターをずっと切り続ける。

そのデータを参照して消化器系の診断をするのだけれど、おなかの中でグルグル回っているから、死角が生じて見逃してしまう部分があるんじゃ無いのかなと、今は思う。

胃のレントゲンはヒダがポリープの影に映ってしまうので、カメラで見た方が確実と言うけれど、胃カメラも診断の用意しないといけないし、何かと身体に負担がかかる。もっと気楽に診断が出来る様になれればいいんだけれど。

むしろ、このカメラがもっと小さくなれば、主要な血管を巡って血管内の診察なんて言う新しい診断法が出来るかな。


アメリカ、アップルのFaceID技術開発に貢献したチームは、脳に薬を投与したり、マイクロスケールの医療処置を行うために設計された小型ロボットを開発した。

このBionaut Labs社の作った小型ロボットはわずか数ミリの長さで強力なマイクロマグネットを内蔵している。磁器推進で制御され、次回を使って体内の目標部位に誘導することが出来る。治療が完了すると注射針まで誘導すれば、回収することが出来る。

このロボットが開発された動機は、開発者のシュピゲルマッハー氏は病気の治療のために薬を投与すると、薬は全身に行き渡るので、広範囲に副作用を引き押す可能性があることを知った。マイクロロボットなら、患部に集中して治療を行うことが可能になる。


なにより、誘導が可能なので治療が終わっても、そのまま残さず注射針で回収が出来る。

すでに米国食品医薬品局(FDA)の自動的使用の承認を得ているとのこと。いずれはアルツハイマーやパーキンソン病、脳卒中などの治療にも使われるかもしれない。

血管を通って治療をするなら、心筋梗塞の原因となる冠状動脈の血栓も治療出きるかな。血栓を溶かす薬品を投与したら、カテーテル手術よりも精度が上がりそうな気もする。


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