【補聴器の代わりにAirPodPro】は高価な補聴器程の能力があったぞ

ノイズキャンセルのイヤホンを持っているけれど、それは素晴らしいもので、耳に付けてからスイッチを入れると本当の静寂が訪れる。

いままで自分は雑音に満ちた世界にいたのだと、そこで初めて実感する。

あの体験をするとふつうのイヤホンにはなかなか戻れない。自分が持っているのは有線だったけれど、いまは普通にワイヤレスノイズキャンセルのイヤホンが売っている。

この手のイヤホンはちいさいのでうっかりなくしてしまうケースが多くあるらしい。たしかに、外でぽろっと落としてしまったら、見つけるのが大変だろう。

なくしたら大変なのは補聴器もそうで、50万以上するものが普通にある。もう貴金属の域では。


台湾の研究チームはアップルのAirpods Proを聴覚補助機能のテストをしたところ補聴器に匹敵するレベルであることを発表した。

この研究は、軽度から中等度の難聴者21名を対象に、高価な補聴器と通常の補聴器、AirPods Pro、AirPods 2を用意して、比較テストを行った。短い文章を読み上げてもらい、それを繰り返してもらう。

騒がしい環境下では、騒音が聞き手の目の前から聞こえていない場合、AirPods Proは高価な補聴器と同じ程度の性能を発揮することがわかった。
静かな環境では通常の補聴器と同じ程度の性能を発揮したという。

AirPod2は騒がしい環境でも静かな環境でも、補聴器程の効果は無かったけれど、なにもしないよりはましだった。

Proモデルは外部の音を検知して遮断するアクティブノイズキャンセラーが付いている。

高価な補聴器は装用者が老けてみることを心配することを気にしているヒトがいる。アメリカでは難聴者の75%が補聴器を使用していないとか。

そこで、ワイヤレスイヤホンなら、おしゃれに使いこなしている様に見えるし、コンプレックスを感じることもない。

要は、補聴器がとにかくかっこ悪く見えてしまうってこと。コレが必要だけれど、老人と思われたくないヒトがいっぱいいるわけで、AirPodProなら格好も付くけれど、補聴器もかっこよくすればいい。

難聴者でコンプレックスを払拭するかっこいいデザインの補聴器がいま求められている。コレはビジネスチャンスありそう。アップルが補聴器作ったら、案外行けるかもしれない。


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