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コロナ禍で夫婦関係はどう変化したか?

コロナ禍で在宅勤務が増えたことで、夫婦のあり方に影響を及ぼしました。

あなたは、コロナ禍で夫婦関係にどのような変化がありましたか?

また、それは良い変化としてどんなことがありましたか?

悪い変化としてどんなことがありましたか?

「しゅふJOB総研」の2022年5月の調査結果によると、

6割が、コロナ禍によって、夫婦や家族のあり方は「変化した」
と回答しました。

6割の内訳は、

●良くも悪くも変化した・・・4割
●良い変化のみ・・・1割強
●悪い変化のみ・・・1割弱

でした。

以下良い変化のコメントです

・子供の習い事のお迎えに行ってもらえる様になった
・家族でゆっくりする時間が持てた
・仕事中心から、家族中心にシフトチェンジした
・平日も家族で夕飯を食べる時間ができた
・子育ての大変さを夫も自覚
・会話時間が増えたので、互いの気持ちの距離が近くなった
・家族がそろう時間が増え 自然と会話も増えた
・相手の仕事ぶりがよく見えて楽しかった
・家事育児の分担が進んだ

以下悪い変化のコメントです。

・自分の時間と居場所がなくなった
・家族の面倒がすべて女性の重責となった
・1人の時間がなくなった
・パートが休みの日でも自由がなく息苦しい
・物音に対する他の家族のストレスがたまる
・家事の負担や育児の負担のバランスがおかしいと思うようになった
・ケンカが増えた
・夫がテレワーク中心になり、自分はテレワーク不可の仕事のため、休みでもゆっくりくつろげない


在宅勤務で、お互い家に居る状況が増えるという状況は同じでも、
それを良い変化につなげられる夫婦もいれば、
悪い変化に陥る夫婦もいる
ということです。


良い変化につなげられる夫婦は、自分の状況やお願いしたいことを、
相手に分かってもらうようにコミュニケーションをとっています

例えば、

●オンラインミーティングの時間が何時から何時頃まであって、その間は、部屋に入らないでほしい

●久しぶりの晴天で、洗濯物が大量にあるから、引き上げたり、たたむのを一緒にやってほしい

●昼は子どもがいないときには、いつも適当に済ませるから、あなたも外に食べていってほしい

●家にずっと居られるとお互い息が詰まるから、たまに、ビジネスラウンジを交替で使おう

などです。

一方で、悪い変化を引き起こしている夫婦は、在宅勤務での自分の状況や、相手に対する要望を伝えるコミュニケーションが不充分なのです

結果、期待どおりに動いてくれてくれない、相手に対する不平不満がわきあがってくるのです。

それは、コロナ禍による在宅勤務が問題というよりも、日頃のコミュニケーションの不全が、コロナ禍によって表出したともいえる訳です。

「コロナ離婚」という言葉が出るように、コロナ禍をきかっけとした離婚が増えていると言われてますが、コロナでむしろ、より良い変化をもたらしている夫婦がいるということは、原因をコロナに求めるのではなく、日々、相手に伝えるべきことを伝えていないことが問題なのです。

会社によっては、在宅勤務がまだまだ続くと言われています。

コロナ禍は、どんな仕事をしているのか、家事の内容、子どもの様子など、今まで、意識して知ろうとしなければ、知ることができなかったことを知る良い機会であるともいえます。

ぜひ、コロナ禍をチャンスと捉えて、夫婦関係を良い方向にしていきたいです。

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