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#アート

『SHIBU Culture』中止で考えたこと(2011年2月2日)

『SHIBU Culture』中止で考えたこと(2011年2月2日)

 以前にブログで記したエントリーを晒してみる。性的表現についてのまなざしや社会の空気が、この10年で大分変わったことを改めて感じて、いろいろ考えさせられた。ある意味で画家あるいは美術館という存在は、常に「表現の自由」の前線であり続けたわけだが、それは「公共空間」の前線でもあった。それが「社会の空気」によって揺らいでよいものなのかどうか、ということを今一度検討する余地があるだろう、というのが、自分の

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言葉を駆動させるアートとして 増田セバスチャン氏『Fantastic Voyage』を観賞して考えたこと

言葉を駆動させるアートとして 増田セバスチャン氏『Fantastic Voyage』を観賞して考えたこと

 2月は気温差や気圧差にヤラれる一方で、タスクを数本走らせることに追いつかず、メンタル的にキツくてなかなかテンションが追いつかずに歯がゆい思いをした。とはいえ、自分の感性に刺激を受けるような出来事もあったので、「まだまだやれる」という気持ちを新たにすることもできた。

 ここでは、その出来事のひとつ、増田セバスチャン氏(以下、セバスさん)の新たなプロジェクト『Fantastic Voyage』で感

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「アフターコロナ」と「ひと」の変化を追うということ

「アフターコロナ」と「ひと」の変化を追うということ

 秋は割と好きな季節なのだけど、秋は私のことが大して好きではない。毎年11月には気温差でぜんそくになりがちだし、気圧差にヤラれて頭痛で動けなくなりがちで、メンタルもキツい。一昨年この時期にお仕事がままならないほど体調を崩して、昨年は回復途上という感じだったので、なるべく重めのタスクは避けるように努めていたのだけど、それでもキツかった。とはいえ、多少高度が低めながらなんとか乗り切ることができたのは、

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