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回文機能について 〈前編〉

【Parole編集部より】
皆さま、こんにちは。
いよいよ、Mシステムの『回文機能』リリースを目前に控えた今、回文機能における概念、あるいは構造とはいったいどのようなものなのか?といったことを皆さまにもご理解いただくために、開発エンジニアの方にインタビューをさせていただきました。

取材の内容は二回にわたってお届けしてまいります。まずはこちら、前編をご覧くださいませ。

【聞き手】
回文機能がいよいよリリース直前になりましたが、開発担当者としてのIさんの思いをお聞かせいただきたいと思います。
回文機能の開発において、一番大切にされていたことは何でしょうか?

【開発エンジニア】
回文機能、いよいよリリースされます。
我々スタッフもコヒーレンス、同じ方向を向いて一つのものを出そうとしている。非常にいい雰囲気ですね。リリースまで準備をみんなで進めております。
その中で、Parole編集部の記事でも度々お伝えしていますが、やはり「概念」が大事なんですね。そもそも、この回文の構造自体がDNAの形をとっているということであったり、さまざまな概念を内包しています。

中身の部分をお話しますと、概念そのものでいうと回文構造(パリンドローム構造)、簡単にいうと「こちらからでも、あちらから読んでも同じ構造」のことをいいますが、それが実際に発信されたとき、人間の脳に効果的に働きかけるのであろう、と考えているのですね。
これはまさに、右旋(うせん)、左旋(させん)の両運動を形成するという意味でもあります。

先日本誌で公開された記事にもあったように、古くは日本の和歌にもそのような構造もありますし、生命が反転し螺旋を描く現象といいますか、回文構造をとることで、そういうものが超スピードで瞬時に行われる、という状態を意図的に生成することが可能になる、ということがあります。

【聞き手】
いまnetenでは新しい酵素の生産が進められていますが、酵素は生命の営みにおいて必要不可欠な物質ですね。
いまおっしゃった、生命の螺旋と何か接点はあるのでしょうか。

【開発エンジニア】
回文構造ということでいいますと、酵素の話も今回、非常に重要な部分になります。

今、我々にとって同じく重要なテーマとして「プラズマ」がありますが、プラズマと言霊を使うことで酵素そのものをつくり出すという実験が、ちょうどこれから始まろうとしています。
その実験において、この回文構造の発信フォーマットを基本として用いようということなんですね。

DNAの構成単位は一つの遺伝子ともいえまして、その遺伝子の一つから一つの酵素ができるという学説が昔からあります。
現在、一遺伝子から一つの酵素のみならず、酵素になっていないものも生成されているという研究が進んでいますが、それでも基本的な構成は同じで、酵素とその中間体のようなものといいましょうか、そういうものが生成されることになります。
一応、科学的な分類はあるにせよ、いずれにしてもアミノ酸が繋がっている構造を生成しているわけですね。つまり、DNAが設計図になっていて、酵素やたんぱく質をつくる “素” になっているというわけです。

また、DNA自体を複製するときに、DNAを切ったり貼ったりするという働きもあって、これは制限酵素という働きとなりますが、何が言いたいかといいますと、DNAのもろもろの全体のオペレーションにもまた、酵素というものが関わっているということなんですね。

つまりそうしたすごい装置が、生命存在の中には内包されているわけです。

【聞き手】
そこで、DNAの回文構造(パリンドローム構造)と同じ構造の構文を生成する機能として、回文機能が重要になってくるわけですね。

【開発エンジニア】
はい。回文を発信することで、体内の酵素、ひいてはDNAに働きかけることになると、我々は考えています。あるいはDNAという根本的なものの形態を模倣して発現してみる、そうしたことを実現できる機能が回文構造にあるのではないかと。

また、その発信が体や意識に及ぼす作用として有用なのでは、と考えているんですね。

もちろん実験しながら、同時に臨床していく必要はあるのですが、そこは皆さんにも当機能をお使いいただくことによって、客観視による臨床を一緒におこなっていければというふうに思っております。

【聞き手】
回文機能が脳や意識に作用するという点は、特に興味深いと感じました。
ところで、実験と臨床を同時に進めることでスピード感のある開発がおこなわれているわけですね。

【開発エンジニア】
「良いものはまず出す」というのが私たちの基本スタンスですので、いつもできあがった時点ですぐにお出しする、ということをしています。臨床実験を内部でひたすら行う、ということをやっていると、どうしてもお出しすることが遅くなってしまいますので。
ですから、できたものは試作状態でもすぐに出す、「俊敏と公開」ということをいつも念頭において、研究開発を進めております。
これが弊社グループの創設時より一貫したスタイルでありますので、今回もそのようにさせていただくことになりました。

【聞き手】
なるほど、そのスピード感が社会を先取りする製品の開発に繋がっているのですね。
ところで、回文の発信についてはこれまでと同じ方法でおこなわれるのでしょうか。

【開発エンジニア】
回文では、これまでの発信に比べて、発信量が単純に倍になります。
内容は同じなのですが、「行って返ってくる」ということを発生させるので、倍になるということですね。

また回文の良い点として、情報の送受信におけるミスが起こりにくい、という効果が期待できるということが挙げられます。

さらに脳に効果的に作用して、脳が情報を受け取る時に受信精度の向上が期待できるというのも良い点ですね。

これまでは一方向での発信でしたが、回文として発信すると「行って返ってくる」ということになりますので、イメージとしては、ひとつひとつの言霊を検証することが可能になる、と考えられるんですね。

これまでは何らかの要因で、脳が発信情報をすべて受け止められないということが、可能性としてはありました。

キャッチできなかったところを脳内で補完する働きというのもありますので、抜けがあっても即受信ミスとはなりませんが、補完しきれない、あるいは、補完によっていわゆる誤解が生じるので、どうしても本来の情報を復元できないケースもあるのです。

しかし、回文にすることで、同じ言葉をそのまま逆向きに繰り返すことになりますので、それをもって、受け取った情報が正確であるかどうかというこを検証できるわけです。

たとえばこれと同じような事象で、インターネット上で送受信されるデータが、なぜ途中で抜けがなく正確にコピーされているのかを想像されたことはないでしょうか?

そこには、パリンドローム構造をさらに発展させたような検証機能といいますか(イメージしやすいようにそういう言い方もできますが)、そういうものがあって、それが事前にミスコピーを防いでいるからなんですね。

ですから実際には、非常に天才的な数式が入っています。これを知ったときは驚きました。ものすごくエレガントで美しい数式だったからです。

もちろん全く同様というわけではないのですが、検証ということにおいては「パリンドローム構造における発信」という概念がまずあって、思考実験的なものでもありますが、類比をする、アナロジーをするということですね。

DNAの遺伝子情報のコピーとインターネットのファイルのコピーとを類比してみると、さらにまた興味深い考察ができるかと思います。

では反対に、DNAの複製においてミスコピーが起きてミスが増え続けるとどうなるかといいますと....

ガンになるんですね。

ただ、DNAの複製においては正しくコピーできたかどうかという検証機能があって、その根本には回文構造、パリンドローム構造があるという前提があります。

いろいろなレベルのDNA複製における検証が、実際の体内の機能として行われていると思いますが、健康な体では、ガンが増えないようにミスの検証ができる状態にあります。それができずにミスコピーがどんどん増えてしまうと、ガンになってしまうのですね。

ですから回文の構造で発信することで、情報の転送にエラーが起きないようにするということは、一見シンプルな仕掛けではありますが、エラー検証の効果が大きく期待できると考えています。

発信時間は「行って、返る」分やりますので、通常より二倍かかりますが、正確性が向上する意味において、非常に大きな価値があるのではないかと。

発信も年々、高速なデバイスが開発されている流れがあって、その中でフォーマットの妥当性を検討することは、意味があることだと考えています。
それに加えて、回文構造がDNAの構造ともなっていることは大きいですね。

【聞き手】
回文という意味では、ちょうど私もダ・ヴィンチの鏡文字について調べていました。これについては、大きく2つの説があるようです。

ひとつは、意図的に叡智を隠した、そのために暗号化したという説です。

もうひとつは、ダヴィンチの脳の使い方自体が鏡文字を書けるようになっていたと。表現における自然の発露といいますか、そのような要素が関係しているという説です。

ですから回文に似たような構造、脳の使い方であったりとか、脳の中で起こっている働きといったことに、似たようなものを感じたんですね。

【開発エンジニア】
ダヴィンチの鏡文字における暗号化ということについてですが、初歩的な暗号では、単純に反対に書くということは実はよくあることなんですね。
これくらい初歩的な暗号だと、誰でもじっくり見れば、そのうち仕掛けがわかってくるんです。

しかしその一方で、パッと見た状態では、それが何なのかわけがわからない。そういうレベルの暗号化をやっていた、ということはあるでしょうね。

また一方では、ダ・ヴィンチがやっていた鏡文字ということについては、脳の認識をそのように書き表す(自己の表現をする)ことで、「表現されたもの」と「脳」との間が渦巻いているというか、活性化させているのではないか、という意図も個人的には感じますね。

つまり自分で意図的、意識的に反転をつくりだしているということではないでしょうか。

ダ・ヴィンチは、渦といいますか、量子乱流の研究を熱心にしていたといわれています。そういう意味で、これは仮説になりますが、ダ・ヴィンチもメビウス場というのを作り出す、ということをやっていたのかもしれません。

またそれに関係することですが、認識が「行って返ってくる」というのは、実はものすごいスピードで行われているわけです。

逆に言えば、スピードが出せないと、何か認識であったり、何かのアクションをするということにおいて「生命存在として成立しない」と。そういうことがおそらくあるのですね。

【聞き手】
これは右旋、左旋ということにも関わってきそうですよね。

(後編につづく)

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【ロゴストロンユーザーさまへご案内】

02月20日、Mシステム新機能「回文システム ノリトリノ」がリリースされました。
上記でお伝えした回文の概念を、実際に活用できる機能として統合し「ノリトリノ」として、販売を開始しています。

購入方法など詳細は

回文システム『ノリトリノ』について - ロゴストロンサポート

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