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渋谷の奥の奥渋谷

僕が初めて東京に住んだのは今から10年前。
当時東横線に住んでいたので、とりあえず週末に買い物に来るにも渋谷の地をよく訪れた。

渋谷の思い出

どちらかというと独り遊びが好きで読書をして散歩してコーヒーを飲んで帰るというのがお決まりのルートだった。
当時はそんなお決まりの予定調和に稀に辟易することもあって、そんな時はバカみたいにクラブに行き、大音量の音楽の中に身を置いて、お酒を飲んで自己を解放する時間もあったな。
なんて渋谷にはそんな思い出も染み付いている。もうその当時のような遊び方なんてできないな。10年も時が経ている中で、その場所でなくても自己を解放することを覚えたんだろう。
渋谷は若者が多くフツフツとエネルギーが満ちていて、日々再開発もあるので生き物のように成長している感じがする。どちらかと言うと若者の騒がしい感じは苦手なので、落ち着く感じはしないけど、なんだか愛着がある。

余談だけど、僕が勝手に選ぶ、スクランブル交差点に合う音楽は「Chemical Brothers」で決まりだ。

渋谷の奥の奥渋谷

今も渋谷は行くのだけど、通勤の定期券なのでどちらかというと目的地と言うよりは経由地になっている。
コーヒー飲みながらちょっと本でも読もうかとカフェに行こうにも、人だらけで満席のことが多い。

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少し喧騒からも離れるにもちょうどいいのが奥渋谷。
奥渋谷をご存知ない方にご説明しますと、渋谷駅から代々木公園の方に抜けていく方向のエリアで、松濤という高級住宅街のニオイも少ししながら、少し落ち着いた大人の雰囲気もありながらといった感じ。チェーン店ではないコーヒーショップも点々とあるので、天気の良い日にはお散歩してみるのもおすすめです。

「shibuya publishing & booksellers」という本屋さんはセレクトする本もとても素敵で高頻度で足を運びたくなるし、店内のレンタルスペースでアーティストさんの展示もされていたり、遊び心を残したままの大人にちょうど良い具合雰囲気があるように思う。

これまた余談だが、奥渋谷では「The  Beatles」を聴きながらゆっくり歩いたり立ち止まったりが心地いい。

渋谷の発展と同時に奥渋谷もどんな感じて発展していくんだろうな。
僕自身もちゃんと成長して人生を発展させていかないと。

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