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手放す勇気を持つと見える世界

Bonjour!

みなさんこんにちは!pariskeitoです!

思い返せば2018年の夏のバカンス。私は初めてフランス人のバカンスの仕方を教えてもらった。

フランスでは夏のバカンスを3週間取るのが基本だ。

それが当たり前の彼らの文化を教えてもらったのが2018年に行ったフランス人彼との日本へのバカンスだ。二人での初めての長期バカンスだったし、彼はもちろん旅中に仕事はしないし、当時はバカンス中に仕事なんて理解してもらえなかった。

でも私はこのバカンスを通して仕事もバカンスも両方手に入れたいと思ったのだ。このバカンスは苦い思い出があるのだけどそれが今は忘れられない記憶となっていて背筋がぴんと伸びるような原点に振り返る出来事になった。

仕事が軌道にのっていなかった頃のバカンス

2018年の夏はqbagが売れ出して間もない頃で、インスタの作業をする人間は私1人だった。

なので3週間のバカンスに行ける条件が旅行しながら毎日仕事をすることだった。

でも旅行目当てで来ている人とのワーケーションはなかなか難しかった。スマホを開く度、パソコンを開く度、『なぜバカンスなのに仕事をしているの?』と聞かれた。

仕事をしていないフリをするのも大変だった。

今思えば最初からちゃんと説明すればよかった(笑)

でもなんとなくバカンス中の仕事するねって言えなかった私の責任だ。そして必死に旅行しながら仕事をしててもデザイナーからは

『仕事するの?しないの?どっち?』と聞かれ、そばにいる彼には『なんでバカンス中なのにあなたは仕事しないといけないの?おかしくない?フランスなら訴えられるよ。変だよその会社。』と言われた。もう両側からの挟み撃ちに私は限界がきて、京都の清水寺にいるときに大泣きしたことを今でも覚えている。

そこから清水寺の写真を見るといつも彼はあなたが泣いてた場所だねと彼の中でもそんな覚えられ方をしている。

はたから見ると日本人的視点だときっとデザイナーの意見が正しいっていう人は10%くらいで彼の意見が真っ当だという人は90%くらいかな。フランス人だときっと彼の意見が100%正しいって言うと思う。フランスはバカンスを何よりも大切にする国民性だからバカンス中に仕事なんてもってのほかだ。

私の気持ち

この出来事に対して、私はデザイナーも彼もどちらも正しいと思う。

ただ私がどちらを選ぶ人生にするか決めるだけの話なのだ。ただそれだけのことであって、二人とも私に指図する権利はないとだけ言いたい。私はこのバカンスで思ったのだ。

仕事もするし、旅行もしたい。と

ずっと仕事をするだけの人生も嫌だし、ずっと旅行をするだけの人生も嫌なのだ。どっちも欲しい。でもこれは欲張りなんかじゃないと思う。人並以上になれば、結果を出せばこれができるとこのバカンスで悟った。

どちらかを諦める人生にするんじゃなくてどっちも欲しい。だからデザイナーと彼の両方の意見を押し通せるくらい私はもっと結果を出して好きなように生きると決めた。

結果を出せば誰も文句を言わない。文句はこちらが言ってやる。それくらいのスタンスだ。負けるもんか。やめるもんかってこのとき強く強く思った。誰のせいにもしない。

だから何を言われても自分のためだから頑張れた。今の今までやってこれた。

そして今、私はとても自由だ。

安定や普通を手放すというのはとても勇気がいることだと思う。もしだめだったらどうしよう、全財産失ったらどうしようとか、嫌われたらどうしようとか色々な感情が人の勇気を踏み潰す。

でも大丈夫。誰かのためじゃなくて1番は自分のために尽くせる行動を繰り返していけば、それが今すぐじゃなくても実る瞬間が来る。

どんなに理不尽なことが起きても乗り越えられるし、起こった出来事から本当に自分が気付くべきことに気付かされる。感情を揺さぶる出来事が起こったときはその表面部分だけを見るんじゃなくて本質を見抜くようにする。きっとそこに自分の答えがある。

今がちょっと苦しい方が、本当に自分の欲しいものが手に入ったとき最高に幸せを感じることができる。

そんな感じで今は好きなときにする旅行も、旅行中に仕事をすることもデザイナーと彼は何も言われなくなった。

私は私だ。

これは誰にも変えられないし、好きなことをして生きていく。

ということで今日もワーケーションに行ってきます。

bonne journée!!!

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